特許
J-GLOBAL ID:200903072384149533

絶縁抵抗測定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山口 巖 ,  松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-197163
公開番号(公開出願番号):特開2009-031187
出願日: 2007年07月30日
公開日(公表日): 2009年02月12日
要約:
【課題】直流回路に加えて、直流回路に電力変換回路を介して接続された交流回路についても、絶縁抵抗を煩雑な測定操作をすることなく連続的に、しかも電源変動の影響を受けずに測定できるようにする。【解決手段】直流回路の正極側の抵抗器の組(R11,R12)および負極側の組(R21,R22)を直列に接続し、これら2組の抵抗器の中性点Mに低い抵抗値を持つ抵抗器R3を接続し、その1端を接地したT型検出回路により、正極側,負極側のR12,R22とR3の各抵抗値を同じ値にしたときに、各抵抗器の両端にそれぞれ発生する検出電圧VR12,VR22,VR3を検出し、電圧比VR12/VR3またはVR22/VR3を求め、この比に抵抗器R11,R21と同じ値の定数K値を乗算することで、直流回路における絶縁抵抗値を求められるようにするとともに、検出電圧VR3を整流することで前記直流回路に電力変換回路を介して接続された交流回路でも絶縁抵抗を測定できるようにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流回路の正極と負極との間に高い抵抗値を持つ第1抵抗器と低い抵抗値を持つ第2抵抗器との組を2組直列に接続し、これら2組の検出抵抗器の中性点に低い抵抗値を持つ第3抵抗器を接続し、その1端を接地してなるT型検出回路を備え、 前記正極側,負極側の第2抵抗器および第3抵抗器の抵抗値を同じ値にしたときに正極側,負極側第2抵抗器の各両端と第3抵抗器の両端にそれぞれ発生する電圧を検出し、正極側第2抵抗器の電圧対第3抵抗器の電圧比、または、負極側第2抵抗器の電圧対第3抵抗器の電圧比を演算し、これらの電圧比のいずれかに第1抵抗器と同じ値の定数K値を乗算して絶縁抵抗値を得るにあたり、前記第3抵抗器の両端に発生する電圧を整流して用いることにより、前記直流回路に電力変換回路を介して接続された交流回路での絶縁抵抗の測定をも可能にしたことを特徴とする絶縁抵抗測定方法。
IPC (1件):
G01R 27/18
FI (1件):
G01R27/18
Fターム (10件):
2G028BF04 ,  2G028BF10 ,  2G028CG03 ,  2G028DH03 ,  2G028FK01 ,  2G028FK08 ,  2G028FK09 ,  2G028LR02 ,  2G028LR06 ,  2G028MS01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平01-165973号公報
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-179272
  • 特開昭57-161665

前のページに戻る