特許
J-GLOBAL ID:200903072387079056

信号処理用アクティブフィルタの自動特性調整回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-002635
公開番号(公開出願番号):特開平6-209231
出願日: 1993年01月11日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【構成】 入力端子4から方形波状の基準周波数信号Aが入力され、波形変換手段5で、例えば三角波状信号等の方形波よりも高調波成分が少なくて正弦波に近い波形の信号Bに変換される。この信号Bは、信号処理用アクティブフィルタ2と同様の特性変動をする参照用フィルタ6で処理される。制御信号生成手段7は、参照用フィルタ6の出力信号Cから参照用フィルタ6の特性の変動を検出し、これをなくすような制御信号Dを生成する。信号処理用アクティブフィルタ2はこの制御信号Dによって特性が制御される。参照用フィルタ6と信号処理用アクティブフィルタ2の特性変動は同じであるから、制御信号Dによって信号処理用アクティブフィルタ2の特性変動が補正される。【効果】 基準周波数信号Aに方形波を用いながら、正弦波を用いた場合と同程度の高い精度で、信号処理用アクティブフィルタの特性変動を補正できる。
請求項(抜粋):
信号処理用アクティブフィルタの特性変動を補正するものであって、該信号処理用アクティブフィルタの特性変動とともにこれと同様の特性変動をなす参照用フィルタと、制御信号生成手段とを備え、該制御信号生成手段は、基準周波数の信号が入力される該参照用フィルタの出力信号から該参照用フィルタの特性変動を検出して、その検出結果に応じた制御信号を生成し、該制御信号を該信号処理用アクティブフィルタの特性変動を補正する特性制御信号とするアクティブフィルタの自動特性調整回路において、基準信号源からの基準周波数の信号をこれよりも高調波成分が少ない波形の信号に変換する波形変換手段を設け、該波形変換手段の出力信号を該参照用フィルタに入力される上記の基準周波数の信号とすることを特徴とする信号処理用アクティブフィルタの自動特性調整回路。

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