特許
J-GLOBAL ID:200903072391685939
特に飛行機内で廃水を浄化するための方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117434
公開番号(公開出願番号):特開平6-134448
出願日: 1993年05月19日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 飛行機において制限された水量で間に合わせ、また既に使用された水を水浄化を経て再び水循環系に供給することが必要である。この種の方法では水の浄化が安全技術的に心配なく重量や空間を節約し、最低のエネルギー供給で行い、浄化された水の品質が飲料水乃至用水の対応する規定に合うようにすることを目的とする。【構成】 この目的を廃水が普通の公知の洗浄段と、本質的な主洗浄段として少なくとも1つの凍結濃縮段4,4′を通過する様にして解決する。この凍結濃縮段4,4′が万能の洗浄段として別の普通の洗浄段を有する方法装置で任意に構成された廃水を飲料水品質にまで浄化することが出来る様にし、その際個別で溶融された物質が汚染貨物から分離される様にするのが有利である。
請求項(抜粋):
【請求項01】 廃水が普通の公知の洗浄段及び少なくとも次のユニット、即ちポンプ、機械的な濾過段、膜分離段、活性炭濾過段及び消毒段を少なくとも一度は通過する様な、特に飛行機内で廃水を浄化するための方法において、廃水が本質的な主洗浄部として少なくとも1つの凍結濃縮段(4,4′)を通過することを特徴とする方法。【請求項02】 請求項1による、廃水を浄化するための方法を実施するための装置にして、その際この装置が少なくとも普通の公知のユニット、即ちポンプ、機械的な濾過段、膜分離段、活性炭濾過段及び消毒段の如きユニットから構成されている装置において、主洗浄段として浄水装置内に少なくとも1つの凍結濃縮段(4,4′)が設けられていることを特徴とする装置。【請求項03】 浄水装置内の凍結濃縮段(4,4′)が、機械的な濾過段(20)の後に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の装置。【請求項04】 機械的な濾過段(20)が本質的に、少なくとも1つの篩フィルター(2)及び/又は少なくとも1つのスリットフィルター(3)から形成されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。【請求項05】 浄水装置内の凍結濃縮段(4,4′)が膜分離段の前に設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4のうちの1項に記載の装置。【請求項06】 膜分離段が本質的に、少なくとも1つの限外フィルター(6)及び/又は少なくとも1つの逆浸透段(7,7′)から形成されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。【請求項07】 凍結濃縮段(4,4′)がほぼ例えば流下薄膜型反応器の様な結晶膜反応器から出来ており、流下薄膜型反応器が水容器(13)からポンプ(14)を介して廃水で供給され、冷却- 及び加熱装置に接続されており、溶解された水が同じ水容器(13)又は別の水容器で捕捉されることを特徴とする請求項2から請求項6のうちの1項に記載の装置。【請求項08】 流下薄膜型反応器が二重壁容器(15)として形成されていることを特徴とする請求項2から請求項7のうちの1項に記載の装置。【請求項09】 流下薄膜型反応器が二重壁容器(15)として、また同時に多室容器として形成されており、その際結晶層を洗い流す際に冷却された壁(17)に生ずる結晶熱が、別の結晶層を溶解するために別の壁の所で利用されることを特徴とする請求項2から請求項8のうちの1項に記載の装置。【請求項10】 結晶層反応器が結晶化ローラーとして形成されており、冷却装置を用いて冷却されたそのローラーが廃水を捕捉する水容器内に浸けられ、連続的に形成される氷晶層が掻き取り装置を用いて掻き取られ、掻き取られ加熱装置を用いて溶かされる氷が別の水容器で捕捉されることを特徴とする請求項2から請求項9のうちの1項に記載の装置。【請求項11】 凍結濃縮段(4,4′)がほぼ、少なくとも1つの結晶懸濁液反応器と、浄化された廃水を得るための分離柱体と、浄化された廃水を受けるための別の水容器とから成っており、結晶懸濁液反応器が水容器からポンプを用いて廃水の供給を受け、冷却装置に接続されていることを特徴とする請求項2から請求項10のうちの1項に記載の装置。【請求項12】 冷却装置が特に有利には、飛行機の飛行高さでの周辺寒気を利用する外板式熱交換機(18,19)として形成されていることを特徴とする請求項2から請求項11のうちの1項に記載の装置。【請求項13】 溶融エネルギーを発生するための加熱装置が特に有利には推進装置の円錐空気を利用する熱交換機として形成されていることを特徴とする請求項2から請求項12のうちの1項に記載の装置。【請求項14】 溶融エネルギーを発生するための加熱装置が電気エネルギーで供給されることを特徴とする請求項2から請求項13のうちの1項に記載の装置。
IPC (4件):
C02F 1/22
, C02F 1/28
, C02F 1/44
, C02F 9/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭63-284328
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特開昭53-072784
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特公昭38-010509
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