特許
J-GLOBAL ID:200903072396423010

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026802
公開番号(公開出願番号):特開2000-225838
出願日: 1999年02月04日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 乗員が座席に着座した時にその着座乗員に充分なパンチ力のある空調を与えることができ、且つ空調安定時に快適な空調感を得ることができるスイングルーバ43を備えた車両用空調装置を提供する。【解決手段】 シートスイッチ81等の乗員検出手段によって助手席側前席に乗員が着座したことを検出した場合には、空調ユニットの空気下流端で開口した運転席側センタ、サイドFACE吹出口21、22にそれぞれ設けたスイングルーバ43を、既に着座している乗員方向で大きくスイングさせる。また、助手席側センタ、サイドFACE吹出口31、32にそれぞれ設けたスイングルーバ43を、着座したばかりの乗員の上半身または顔部の方向を中心に小さくスイングまたは乗員方向でスイング停止させることで、着座したばかりの乗員を既に着座している乗員よりも優先的に空調するようにした。
請求項(抜粋):
(a)車両の座席に着座している乗員に向けて空調風を吹き出すための吹出口を有する空調ユニットと、(b)前記吹出口から吹き出される空調風の吹出状態を変更する吹出状態可変手段と、(c)車両の座席に乗員が着座したか否かを検出する乗員検出手段と、(d)この乗員検出手段が乗員の着座を検出した時に、乗員の着座を検出する前よりも、乗員の着座を検出した座席に空調風を多く当てるか、あるいは着座乗員方向での揺動停止時間が長くなるか、あるいは着座乗員方向でゆっくり揺動する時間または範囲が多くなるか、あるいは空調風の吹出状態が空調風を着座乗員に集中して吹き出す乗員集中吹出状態になるか、あるいは空調風を着座乗員に集中して吹き出す乗員集中吹出時間が長くなるか、あるいは着座乗員に向けて吹き出される空調風の吹出範囲、吹出角度または揺動範囲が狭くなるか、あるいは着座乗員方向または着座乗員の顔部の方向への吹出風速が大きくなるように、前記吹出状態可変手段の作動状態を制御する吹出状態制御手段とを備えた車両用空調装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-103427

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