特許

J-GLOBAL ID：200903072405008455

炭化クロムとニッケルクロムとからなる粉末

発明者： コマール・ラウル ,  ミッチェル・アール・ドーフマン ,  ロナルド・イー・ソモスキー・ジュニア
出願人/特許権者： サルザー・メトコ・(ユー・エス)・インコーポレイテッド
代理人 (1件)： 萩野 平 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-140409
公開番号（公開出願番号）：特開平11-350102
出願日： 1999年05月20日
公開日（公表日）： 1999年12月21日
要約：

【要約】【課題】 粉末の製造コスト及び該粉末を用いた被膜コストが減少し、且つ類似組成の従来の粉末から得た被膜と同等に優れた高温特性を有する溶射被膜を形成できる、炭化クロムとニッケル-クロムとからなる新規な溶射粉末を提供する。【解決手段】 粉末粒子を含んでなる溶射粉末であって、前記溶射粉末粒子が各々ニッケルと、クロムと、炭素とから実質的になり、前記クロムが第一部分と第二部分とからなり、前記ニッケルが合金マトリックスにおいて前記第一部分と合金化しており、前記第二部分と前記炭素とが化合して実質的にCr3C2若しくはCr7C3又はそれらの組み合わせの形態の炭化クロムとなっており、前記炭化クロムは前記合金マトリックスに実質的に均一に分布した実質的に0.1μm〜5μmの析出物の形態である溶射粉末であることを特徴とする。

請求項（抜粋）：

粉末粒子を含んでなる溶射粉末であって、前記溶射粉末粒子が各々ニッケルと、クロムと、炭素とから実質的になり、前記クロムが第一部分と第二部分とからなり、前記ニッケルが合金マトリックスにおいて前記第一部分と合金化しており、前記第二部分と前記炭素とが化合して実質的にCr3C2若しくはCr7C3又はそれらの組み合わせの形態の炭化クロムとなっており、前記炭化クロムは前記合金マトリックスに実質的に均一に分布した実質的に0.1μm〜5μmの析出物の形態である、ことを特徴とする溶射粉末。