特許
J-GLOBAL ID:200903072405342053

中性子の遮蔽に応用される金属マトリックス組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-504123
公開番号(公開出願番号):特表2000-514552
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】中性子遮蔽体は、炭化ホウ素/金属マトリックスの複合材料から形成されており、この複合材料は、2.5乃至2.8g/cm3の密度を有すると共に、約10乃至60重量%の炭化ホウ素と、約40乃至90重量%の金属マトリックスとから成る組成を有している。金属マトリックスは、アルミニウム、マグネシウム、チタン又はガドリニウムあるいはこれらの合金である。炭化ホウ素は、金属マトリックス材と金属間結合を形成することによって金属マトリックス材のキレート特性を改善するために添加される、1又はそれ以上の金属元素を含んでいる。これら金属添加剤は、約6重量%未満の量で複合材料の中に存在する。遮蔽体は、容器又は板の形態とすることができる。
請求項(抜粋):
中性子遮蔽体であって、 炭化ホウ素/金属マトリックスの複合材料を含有し、該複合材料は、約10乃至60重量%の炭化ホウ素と、約40乃至90重量%の金属マトリックス材と、該金属マトリックス材と金属間結合を形成することによって前記金属マトリックス材のキレート特性を改善するために使用される、約6重量%未満の1又はそれ以上の金属添加剤とから成る組成を有しており、前記複合材料は、鋳造可能及び押し出し成形可能であって、50kpsi以上の引張強度、及び、45kpsi以上の降伏強度を有しており、前記炭化ホウ素の中のホウ素の約20%が、自然に発生する同位体B10であって、中性子を効率的に吸収するように構成されたこと、を特徴とする中性子遮蔽体。
IPC (6件):
G21F 1/08 ,  C22C 1/05 ,  C22C 1/10 ,  C22C 32/00 ,  G21C 7/24 ,  G21F 3/00
FI (9件):
G21F 1/08 ,  C22C 1/05 A ,  C22C 1/10 J ,  C22C 32/00 Q ,  C22C 32/00 H ,  C22C 32/00 V ,  C22C 32/00 Z ,  G21C 7/24 ,  G21F 3/00 N

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