特許
J-GLOBAL ID:200903072406331268
電動機の速度制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-138222
公開番号(公開出願番号):特開平6-030577
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 負荷機械の慣性モーメントが未知の場合や運転中に変化するような場合でも、速度制御の応答を一定に保つことができる電動機の速度制御装置を得ることを目的とする。【構成】 トルク伝達機構2、負荷機械3及び電動機1aを一つの積分要素として近似し模擬速度信号を出力する機械系模擬回路6と、速度指令信号と模擬速度信号に基づいて第2のトルク信号を出力する第2の制御回路7と、電動機1aの実速度と模擬速度信号に基づいて第3のトルク信号を出力する第3の制御回路8を設け、修正回路11は第3のトルク信号に含まれる実速度信号と模擬速度信号との偏差に比例した信号成分の振幅の絶対値を減少させるように機械系模擬回路6の積分時定数を修正するとともに、この積分時定数に応じて第2の制御回路7のゲイン修正する。
請求項(抜粋):
トルク伝達機構を介して負荷機械を駆動する電動機と、前記電動機の回転速度を検出する速度検出器と、前記電動機の速度指令信号及び前記速度検出器から出力された実速度信号に基づいて第1のトルク信号を出力する第1の制御回路と、前記トルク伝達機構、負荷機械及び電動機を一つの積分要素として近似し模擬速度信号を出力する機械系模擬回路と、前記速度指令信号及び模擬速度信号に基づいて第2のトルク信号を出力する第2の制御回路と、前記実速度信号及び模擬速度信号に基づいて第3のトルク信号を出力する第3の制御回路と、前記第1のトルク信号と前記第2のトルク信号と前記第3のトルク信号に基づいて前記電動機のトルクを制御する制御手段と、前記第3のトルク信号を入力とする修正回路とを備え、前記修正回路は前記第3のトルク信号の振幅を所定値以下に減少させるように前記機械系模擬回路の積分時定数及び少なくとも前記第2の制御回路のゲインを修正することを特徴とする電動機の速度制御装置。
IPC (2件):
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