特許
J-GLOBAL ID:200903072411784254

製鋼スラグの冷却処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-341968
公開番号(公開出願番号):特開平6-184610
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、高温の製鋼スラグに散水して冷却する際、スラグと水蒸気およびCO2 との反応を促進して、冷却と同時にスラグの自己破砕およびエージング期間短縮を可能にする方法を提供する。【構成】 事前に450Torr以下に減圧した密閉容器内に、高温の製鋼スラグを充填し、散水によりスラグを冷却する処理において、散水と同時に密閉容器内にCO2 を導入し、CO2 分圧を0.2以上、0.8以下の範囲に調整することを特徴とする製鋼スラグの冷却処理方法。【効果】 本発明によれば、水和反応および炭酸化反応が促進されてスラグが自己破砕する為、スラグ破砕工程が省略できエージング期間も短くなるため、効果は極めて大きい。
請求項(抜粋):
製鋼精錬炉から排出されて凝固した高温のスラグを密閉容器内に充填し、この充填スラグ層の上方から散水し冷却する製鋼スラグの冷却方法において、スラグ充填後の前記密閉容器内圧力を450Torr以下に減圧したあと、該密閉容器内のスラグ充填層に上方から散水すると同時に該密閉容器内にCO2 ガスを導入し、該密閉容器内のCO2 分圧を0.2〜0.8に調整することを特徴とする製鋼スラグの冷却処理方法。

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