特許
J-GLOBAL ID:200903072415633455
視線検出方法及びその装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-240027
公開番号(公開出願番号):特開2001-061785
出願日: 1999年08月26日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】 検出対象の眼球の正確な視線位置が常に検出できるようにする。【解決手段】 光学式撮像機器1で取り込んだオペレータMの眼球画像に対して瞳孔中心法演算部2Dおよび角膜反射法演算部2Eの両方でそれぞれ視線位置を求めると共に、検出した二つの視線位置の差が予め設定した所定範囲内に一定時間継続して納まっていないと検出結果差判定部2Fが判定した場合、頭部移動量算出部2Gで求められた頭部の移動量に応じて瞳孔中心法演算部2Dで視線位置を求め直す再演算を行う。これにより瞳孔中心法のアルゴリズムによる的確な検出は常に行われるので、眼球の回転角や撮像用照明光の取り付け位置に左右されることなく正確な視線位置が常に検出できる。
請求項(抜粋):
光学式撮像手段により撮影された眼球画像に基づいて眼球の視線位置を検出する視線検出方法において、同一眼球画像に対して瞳孔中心法のアルゴリズムと瞳孔-角膜反射法のアルゴリズムの両アルゴリズムそれぞれによって視線検出結果を得る演算過程と、両アルゴリズムによる検出結果の差が予め設定した所定範囲内に納まっているか否かを判定する検出結果差判定過程と、検出結果差判定過程の判定結果が否であれば、瞳孔-角膜反射法のアルゴリズムの検出結果に基づき検出対象の眼球のある頭部の動きに起因する誤差が除去された瞳孔中心法のアルゴリズムによる検出結果を求め直すための再演算を行う検出結果再演算過程とを備えていることを特徴とする視線検出方法。
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