特許
J-GLOBAL ID:200903072420017142

嵌合検知コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 後呂 和男 ,  ▲高▼木 芳之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-071259
公開番号(公開出願番号):特開2006-253073
出願日: 2005年03月14日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】 嵌合途上でスライダが動き始めることを規制し、正規嵌合の保証を図る嵌合検知コネクタを提供する。【解決手段】 嵌合途上においてバネ50が蓄勢される間、主ストッパ部41とロックアーム24の係止孔32との互いに切り立った面同士、つまりスライダ20の後退方向とほぼ直交する方向で対面させているため、バネ力が作用してもスライダ20に対し係止を外れさせる方向に分力を生じない構造とした。したがって、両コネクタハウジング1,10の嵌合途中で、両者の係止状態が解除されてスライダ20が後方に移動するおそれがない。また、両者は係止状態を強化した反面、両者の係止状態を解除させる方向に主ストッパ部41を係止突部13の突き上げに伴い強制的に変位させる構造としたから、確実に両者の係止状態を解除することが可能となった。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
互いに嵌合可能な両コネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには係止突部が設けられるとともに、 他方のコネクタハウジングには前記両コネクタハウジングの嵌合途上において前記係止突部に乗り上げるように撓み変形し、前記両コネクタハウジングが正規嵌合に至ったときに前記係止突部を乗り越えて復帰することで前記両コネクタハウジングを正規嵌合状態にロックするロックアームと、 前記両コネクタハウジングの嵌合および離脱方向に沿って移動可能で、かつ前記ロックアームに対しその撓み方向側に配置されたスライダと、 前記スライダと前記一方のコネクタハウジングとの間に介在され、前記両コネクタハウジングの嵌合方向に沿って伸縮可能なバネとを備え、 前記スライダは、前記嵌合途上においては前記スライダに設けられたストッパ部が、撓み状態にある前記ロックアームに係止して、その移動を規制することで、前記バネが前記一方のコネクタハウジングにより押し込まれて蓄勢可能とされるとともに、前記正規嵌合に至ると、前記ロックアームが復帰して前記ストッパ部と前記ロックアームとの係止が解除されることで、前記バネの復元力で前記スライダが移動することをもって、前記正規嵌合に到達したことを認識可能とする嵌合検知コネクタであって、 前記嵌合途上では前記ストッパ部と前記ロックアームの係止面同士は前記ロックアームに撓み方向への分力をほぼ生じさせない状態で当たり合い、前記正規嵌合では前記スライダから前記係止突部に向けて突出形成された受け部が前記ロックアームの撓み方向側に配置され、前記受け部が前記係止突部による突き上げ作用を受けて前記ストッパ部と前記ロックアームとの係止を解除する方向に前記スライダを強制的に変位させることを特徴とする嵌合検知コネクタ。
IPC (2件):
H01R 13/639 ,  H01R 13/64
FI (2件):
H01R13/639 Z ,  H01R13/64 Z
Fターム (9件):
5E021FA09 ,  5E021FA16 ,  5E021FC36 ,  5E021HC09 ,  5E021HC11 ,  5E021HC12 ,  5E021HC31 ,  5E021KA02 ,  5E021KA15
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 嵌合検知コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-252952   出願人:住友電装株式会社

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