特許
J-GLOBAL ID:200903072423279849
多成分流体の蒸留方法及び多成分流体を蒸留する蒸留塔装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-378598
公開番号(公開出願番号):特開2001-224901
出願日: 2000年12月13日
公開日(公表日): 2001年08月21日
要約:
【要約】【課題】 蒸留塔における分割壁の概念を利用し、中間揮発性の成分に富む流れを回収する仕切られた区画における蒸気と液の分配不良を最小限にする方法と装置の提供。【解決手段】 少なくとも第1及び第2の蒸留区画を内部に配置した少なくとも第1の蒸留塔121を有する蒸留塔装置を用い、第1及び第2の蒸留区画の間に中間の蒸留区画127及びこれと隣り合う仕切られた区画125を設け、仕切られた区画125の相当径(De)は仕切られた区画の理想径(Di)の少なくとも約60%とし、流体流133のうちの第1の部分135が中間蒸留区画へ、第2の部分137が仕切られた区画へ流入するようにし、仕切られた区画から側流を抜き出すことにより、揮発性を異にする少なくとも三つの成分を含有する多成分流体101を蒸留して少なくとも三つの流れ145、151、153にする。
請求項(抜粋):
少なくとも三つの成分を含有し、各成分が揮発性を異にしている多成分流体を蒸留して少なくとも三つの流れにするための方法であり、少なくとも第1の蒸留区画と第2の蒸留区画とを内部に配置した少なくとも第1の蒸留塔を有する蒸留塔装置を使用する蒸留方法であって、第1の蒸留区画と第2の蒸留区画との間に中間の蒸留区画を設けること、この中間の蒸留区画に隣り合う仕切られた区画を設け、この仕切られた区画は、垂直の分離用構成要素と、この垂直の分離用構成要素に隣り合う端部の分離用構成要素とを有し、当該垂直の分離用構成要素と端部の分離用構成要素は当該仕切られた区画を上記の中間の蒸留区画から切り離し、そして当該仕切られた区画の相当径(De)は当該仕切られた区画の理想径(Di)の少なくとも60%であるようにすること、多成分流体を当該蒸留塔装置に供給し、この装置において流体流のうちの第1の部分を上記の中間の蒸留区画へ流入させ、そして当該流体流のうちの第2の部分を上記の仕切られた区画へ流入させること、そしてこの仕切られた区画から、最高の揮発性と最低の揮発性との間の中間の揮発性を有する成分を富ませた側流を抜き出すこと、を含む多成分流体蒸留方法。
IPC (7件):
B01D 3/14
, B01D 3/32
, C01B 23/00
, C07B 63/00
, C07C 7/04
, F25J 3/04
, F25J 3/04 104
FI (7件):
B01D 3/14 A
, B01D 3/32 Z
, C01B 23/00 J
, C07B 63/00 A
, C07C 7/04
, F25J 3/04 Z
, F25J 3/04 104
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