特許
J-GLOBAL ID:200903072423403019

ピアノの自動演奏方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-154961
公開番号(公開出願番号):特開平5-002388
出願日: 1991年06月26日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 演奏情報に従った自動演奏を実行する場合に、強打と弱打での発音タイミングのずれをなくすると共に、その結果新たに発生する逆転現象や追越し現象をなくし、演奏全体のバランスを崩すことなく忠実に演奏を表現する。【構成】 読み出したデータに再生時の発音及び止音の遅延時間を付加して所定のアサイナに一時割り付ける(S201〜S204)。次に、今回割り付けたデータが既に割り付けたデータとの関係から、同一鍵連打における「追越し現象」やホラスタッカート等における「逆転現象」を起こしていないか確認し(S207,S210)、止音データについて補正することでこれらを避ける(S208,S211)。そして、遅延時間データTDplayが0msecとなったものから順に出力し、直ちにソレノイドを駆動制御する(S212,S213)。
請求項(抜粋):
鍵番号と打鍵強度とからなる押鍵データ及び鍵番号からなる離鍵データを、演奏の流れに従って順次読み出し、該読み出された押鍵データ中の打鍵強度に基づいて定まる駆動電力にてソレノイドを駆動し、離鍵データに対応してソレノイドの駆動を停止することで演奏情報に基づく演奏の流れに沿った自動演奏を行うピアノにおいて、前記出力される演奏情報を打鍵強度に基づく再生時の押鍵タイミングと発音タイミングとの時間間隔に対応して遅延させることで強打と弱打との発音時期の整合化をする自動演奏方法であって、該整合化の結果、発音タイミングと止音タイミングの順番が、演奏情報中の押鍵タイミングと離鍵タイミングの順番と相違することとなる場合は、前記整合化の結果をさらに補正することを特徴とするピアノの自動演奏方法。
IPC (2件):
G10F 1/02 ,  G10H 1/00 101
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-098093
  • 特開昭58-091568

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