特許
J-GLOBAL ID:200903072430127396
自動化学分析装置のサンプル分注システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-300707
公開番号(公開出願番号):特開平6-148207
出願日: 1992年11月11日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 反応管に分注した試薬液等の液面上に泡が生じても、その泡を液面と誤認することなく、サンプル分注できるシステムを提供する。【構成】 被検出液面とピペットプローブ2との液面接触の有無が認識でき、かつプローブ2の下降停止を行う判断信号を出力する液面検出回路4の作動をオン・オフ制御できるマスク回路11を設け、サンプル吐出時にマスク回路11をオンにして液面検出回路4を停止させ、プローブ2の下降停止を液面センサー等からの信号で制御せず、計算機6による所定の算出値等に基づいて行う。
請求項(抜粋):
サンプリングポンプを作動させて、試料や試薬の溶液をピペットプローブ内に定量吸引するとともに、これら溶液を反応管中に分注する自動化学分析装置のサンプル分注システムにおいて、ピペットプローブと被検出液面との接触の情報信号を出力する液面センサーと、この情報信号に基づき被検出液面とピペットプローブとの液面接触の有無が認識できる判断信号を出力する液面検出回路と、液面検知回路の回路作動をオン・オフ制御するマスク回路と、入力信号に基づきサンプリングポンプ又はピペットプローブの上下移動を行うパルスモータ駆動回路に、これらの作動信号を出力する作動信号発生手段と、メモリ手段に記憶されたプログラムに基づきサンプル分注を行う制御処理信号と、液面検出回路から出力される判断信号に基づき、液面接触と認識した場合にピペットプローブの下降を停止さる停止処理信号と、マスク回路によって液面検知回路を停止させて、ピペットプローブに吸引したサンプルを反応管中に吐出する時、先に反応管に吐出した試薬の液量の数値から、反応管中の試薬とサンプル分注を行うピペットプローブとの接触を最低限に抑えるのに必要なピペットプローブ下降位置を算出し、この算出値に基づきピペットプローブの下降を停止させる停止処理信号とを作動信号発生手段に出力する演算処理手段とを備えたことを特徴とする自動化学分析装置のサンプル分注システム。
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