特許
J-GLOBAL ID:200903072432076373

高効率体積位相ホログラム作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-141820
公開番号(公開出願番号):特開平5-150700
出願日: 1992年06月02日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 二値強度コンピュータ生成ホログラム由来の体積位相ホログラフィック光学素子を作製する方法を提供する。【構成】 一時的保護層12,14の間に挟まれた屈折率変調感光性ポリマー10の保護層14を剥離し、平坦部分16と凹領域18と凸領域20とを持つコンピュータ生成レリーフイメージ・フォトマスクマスタ15上に積層し、平行化化学線R1で露光してこれらの領域に対応する露光領域11と未露光領域13を化学線R2であふれ露光して領域13を硬化して露光領域の屈折率を露光させ、フォトマスクマスタ15を剥離した後、基体24と接線剤層26からなる構造25上に積層し、保護層12を剥離した自由表面に同様に基体28と接着剤層30からなる構造を積層して、実質的に同等の寸法安定な2つの基体24,28の間に挟まれた堆積位相ホログラフィック光学素子を作成する。
請求項(抜粋):
下記の工程を具備したことを特徴とする体積位相光学素子を形成する方法:(1)透明と不透明が対照をなす凹領域と凸領域とを有し二値強度コンピュータ生成ホログラムを表すレリーフイメージ・フォトマスクマスタを形成し、(2)屈折率変調感光性ドライフィルムをその両面の一方が前記フォトマスクマスタのレリーフイメージと一致するように、前記フォトマスクマスタ上に適用し、(3)前記フォトマスクマスタの透明領域を通して化学線を通過させて露光し、前記屈折率変調感光性ドライフィルムの露光領域を硬化させるとともに、その屈折率に少なくとも0.001の変化を起こさせ、(4)前記フォトマスクマスタから前記屈折率変調感光性ドライフィルムを除去し、かつ、(5)前記屈折率変調感光性ドライフィルムを2つの透明基体の間に、それらの間に挟まれた光学接着剤を用いて積層する。
IPC (2件):
G03H 1/04 ,  G03H 1/02

前のページに戻る