特許
J-GLOBAL ID:200903072437980817

建築物における遮音構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-245526
公開番号(公開出願番号):特開2002-054263
出願日: 2000年08月08日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】 逆梁構造のコンクリート躯体を備えた建物において、そのコンクリート躯体に改良を加えることにより、階上の床上に加えられる振動が、階下の居住空間に伝わらないようにして、その居住空間に及ぶ振動騒音を可及的に低減できるようにした。【解決手段】 建物を上下の居住空間に仕切る床スラブSf上に、逆大梁Rb-Bを一体に突設し、この逆大梁Rb-Bには、コンクリート打ち継ぎ面fと床スラブSfとの間において、段状の床支承部7(従来の際根太に代わる)を一体に成形し、この床支承部7上に、床構造体を支持するようにした。
請求項(抜粋):
仮設されるコンクリート型枠(Mo)により画成される型枠空間(8)に、コンクリートを打設することにより、建築物のコンクリート躯体(F)を構築するようにした、コンクリート躯体構造をもつ建築物において、前記コンクリート躯体(F)は、建築物を各階層に区画する床スラブ(Sf)を含む水平躯体部分(Fh)と、この水平躯体部分(Fh)より鉛直方向に延びて上下の水平躯体部分(Fh)を一体に接続する、躯体柱(1)を含む鉛直躯体部分(Fv)とよりなり、前記水平躯体部分(Fh)には、その上面より上向きに延びて、前記躯体柱(1)を連結する逆大梁(Rb-B)が一体に突設され、前記鉛直躯体部分(Fv)および逆大梁(Rb-B)の、居住空間側の側面には、コンクリート(Co)の打ち継ぎ面(f)と床スラブ(Sf)の上面との間において、該鉛直躯体部分(Fv)と逆大梁(Rb-B)に跨がって連続する段状の床支承部(7)を一体に突出形成し、その床支承部(7)上に床構造体(Fr)を支持したことを特徴とする、建築物における遮音構造。
IPC (4件):
E04B 5/43 ,  E04B 1/16 ,  E04B 1/82 ,  E04B 5/02
FI (5件):
E04B 5/43 H ,  E04B 1/16 A ,  E04B 1/82 B ,  E04B 1/82 U ,  E04B 5/02 M
Fターム (10件):
2E001DF02 ,  2E001EA02 ,  2E001FA13 ,  2E001FA71 ,  2E001GA12 ,  2E001GA51 ,  2E001GA63 ,  2E001GA64 ,  2E001HE01 ,  2E001LA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 遮音床構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-203563   出願人:東急建設株式会社, 三菱製鋼株式会社
審査官引用 (1件)
  • 遮音床構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-203563   出願人:東急建設株式会社, 三菱製鋼株式会社

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