特許

J-GLOBAL ID：200903072440232660

気水分離器

発明者： 宮本 仁志
出願人/特許権者： 石川島播磨重工業株式会社
代理人 (1件)： 堀田 実 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-016294
公開番号（公開出願番号）：特開平9-206506
出願日： 1996年02月01日
公開日（公表日）： 1997年08月12日
要約：

【要約】【課題】 ガス巻き込みを防止することができ、かつ分離性能を向上させることができる気水分離器を提供する。【解決手段】 気水分離器1の胴部内壁4に環状の水平邪魔板5を設け、さらに、その水平邪魔板5よりも下の胴部内壁4に矩形の鉛直邪魔板6を放射状に複数設けたものであり、上記水平邪魔板5により胴部3内に流入する気液二相流の回転遠心力による液相の旋回渦の発生を抑制し、さらに、上記鉛直邪魔板6によりドレンの吸い込みによって生じる吸い込み渦の発生を抑制し、水出口管7におけるガス巻き込みを抑制する。

請求項（抜粋）：

気液二相流の入口管を胴部に対して接線方向に接続し、胴部内に流入する気液二相流の回転遠心力を利用して、気液二相流を蒸気と水に分離する気水分離器において、上記気水分離器の胴部内壁に環状の水平邪魔板を設け、さらに、その水平邪魔板よりも下の気水分離器の胴部内壁に矩形の鉛直邪魔板を放射状に複数設けた、ことを特徴とする気水分離器。