特許
J-GLOBAL ID:200903072441500285

情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大前 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-257539
公開番号(公開出願番号):特開2001-084143
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 本質的に並列性が高い処理でも、情報処理装置は異種の演算を逐次的に処理するため並列性を引き出せていない。従って、CPUコアの周辺回路程度の性能しか発揮できない。ただし、CPUコアと拡張処理部との制御プロトコル、インターフェイスは従来のままにすること。【解決手段】 演算の種別毎に演算ユニットを分け、複数の拡張演算ユニットを備え、それらを並列に動作させて拡張命令を高速で処理する。この際、拡張処理部のみ回路を変更してCPUコア側の回路の修正を不必要とする。更に、拡張演算ユニット間の処理の並列性を高めて拡張命令間の状態遷移によるオーバーヘッドを削減する。
請求項(抜粋):
汎用命令と複数種類に区分け可能な拡張命令をその実行前にあらかじめ格納する記憶手段と、記憶手段から取出された汎用命令に従って処理を進める汎用処理手段と、記憶手段から取出された拡張命令に従って処理を進め汎用処理手段に従属する拡張処理手段と、汎用処理手段と拡張処理手段に接続された接続手段を有する情報処理装置であって、上記汎用処理手段は、上記記憶手段に格納された汎用命令と拡張命令を含む命令列から一部の命令を取出す命令読出し小手段と、前記命令読出し小手段から取出された命令が汎用命令と拡張命令のいずれであるかを判別すると共に命令が汎用命令である場合には該汎用命令を解読する命令解読小手段と、上記汎用命令により指定される演算処理を実行する汎用演算小手段と、前記命令解読小手段における汎用命令の解読結果に従って前記汎用演算小手段における演算方法や前記命令解読小手段における命令実行の順番を制御する汎用処理制御小手段を備え、前記拡張処理手段は、前記命令解読小手段で取出され判別された命令が拡張命令である場合にはこれがいずれの種類の拡張命令のいずれであるかを判別し、解読する拡張命令解読小手段と、上記各種類の拡張命令により各々指定された演算処理を実行する各種類用の拡張演算小手段と、前記拡張命令解読小手段におけるいずれの種類の拡張命令であるかの解読結果に従って前記各種類用の拡張演算小手段における演算方法や前記命令読出し小手段における命令実行の順番をそれぞれ制御する各種類用の拡張処理制御小手段とを備え、接続手段は、前記汎用演算小手段から前記各種類用の拡張処理手段制御小手段に対する拡張命令実行時に使用されるオペランドデータを供給するオペランドバス小手段と、前記各種類用の拡張処理制御小手段から前記汎用演算手段に対し拡張命令の演算結果を返す演算結果バス小手段と、前記汎用命令解読小手段から前記拡張命令解読小手段に対し前記命令解読小手段で判別された拡張命令を転送する拡張命令バス小手段と、前記汎用処理制御小手段から前記各種類用の拡張処理制御小手段に対し拡張命令を実行開始するタイミングを指定する信号を出す拡張部実行要求信号小手段と、前記各種類用の拡張処理制御小手段から前記汎用処理手段制御小手段に対し前記拡張処理手段の実行の要求が受け付けられ実行を開始できるようになったことを示す信号を出す拡張部実行応答信号小手段と、前記各種類用の拡張処理制御小手段が拡張命令の解読が終了したサイクルのみにおいて前記拡張部実行応答信号小手段をアサートするよう制御するアサート制御小手段を有していることを特徴とする情報処理装置。
IPC (9件):
G06F 9/38 370 ,  G06F 9/38 ,  G06F 9/38 350 ,  G06F 9/38 380 ,  G06F 9/308 ,  G06F 9/30 350 ,  G06F 9/30 370 ,  G06F 15/16 610 ,  G06F 15/16
FI (9件):
G06F 9/38 370 B ,  G06F 9/38 370 X ,  G06F 9/38 350 B ,  G06F 9/38 380 A ,  G06F 9/30 350 F ,  G06F 9/30 370 ,  G06F 15/16 610 A ,  G06F 15/16 610 F ,  G06F 9/30 340 B
Fターム (10件):
5B013DD04 ,  5B013EE02 ,  5B033AA03 ,  5B033BA03 ,  5B033BD01 ,  5B033BE05 ,  5B033DD04 ,  5B045AA07 ,  5B045GG14 ,  5B045GG17

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