特許
J-GLOBAL ID:200903072443877629

錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-011666
公開番号(公開出願番号):特開2001-200669
出願日: 2000年01月20日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】 キーによる本施錠と、キーを用いずに簡易的に施錠する仮施錠とを行うことを可能としたものにおいて、キーにより解錠状態から仮施錠状態へ回動操作する場合に、その回動操作を円滑に行うことができるようにする。【解決手段】 キーにより解錠状態から仮施錠状態へ回動操作する場合に、ロックプレート50の係合凸部53に係合する係合凹部68を有する規制部材60を設け、ロックプレート50の径方向への移動を規制する構成とする。解錠状態において、キーロータ45に正規のキーを挿入し、そのキーによりキーロータ45を回動操作すると、偏心突起49によりロックプレート50を径方向へ移動させる力が作用するが、規制部材60によりロックプレート50の移動を規制することにより、ロックプレート50が固定ケース21の内周面に押し付けられることを防止する。
請求項(抜粋):
ほぼ円筒状をなすと共に、後部に径方向に延びるロック溝が形成され、扉等に取り付け固定される固定ケースと、前部に仮施錠操作用の回動摘みを有すると共に、後部に径方向に延びる案内溝が形成され、前記固定ケース内に解錠位置と施錠位置との間で回動可能に挿入され、前記施錠位置で前記案内溝が前記ロック溝と連通する状態とされるロータケースと、キー挿入穴を有して前記ロータケース内に回動可能に挿入され、後部に軸中心から偏心した部位に偏心突起を有したキーロータと、このキーロータに径方向に移動可能に設けられ、前記キー挿入穴に正規のキーが挿入されることに伴いキーロータ内に収容されるように移動して前記ロータケースに対する当該キーロータの回動を許容し、キーが抜かれることに伴い前記キーロータから径方向に突出し前記ロータケースに係合するタンブラと、前記キーロータの後部に前記偏心突起に係合すると共に、前記案内溝に沿って径方向に移動可能に設けられ、前記ロータケースが前記施錠位置に回動された状態で前記キーロータが本施錠位置方向へ回動されることに伴い前記偏心突起により押されて径方向へ移動し一端部が前記ロック溝に侵入することにより前記ロータケースを回動不能にロックするロックプレートと、前記ロータケースの後部に設けられ、当該ロータケースが前記解錠位置から施錠位置へ回動されることに伴い、前記固定ケースが取り付けられた部材の相手部材に対して係止し、ロータケースが施錠位置から解錠位置へ回動されることに伴いその係止を解除する係止部材と、前記ロックプレートに設けられた係合凸部と、前記ロックプレートの近傍に設けられ、前記キー挿入穴に正規のキーが挿入された状態で前記キーロータが前記解錠位置から前記施錠位置方向へ回動される際に前記係合凸部に係合することにより前記ロックプレートの径方向への移動を規制し、前記キーロータが前記施錠位置へ回動された際には前記係合凸部との係合が外れて前記ロックプレートの径方向への移動を許容する規制部材とを具備し、前記回動摘みの回動操作により仮施錠を可能とすると共に、前記キー挿入穴に挿入した正規のキーの回動操作により仮施錠及び本施錠を可能とする構成としたことを特徴とする錠装置。
IPC (2件):
E05B 65/08 ,  E05B 29/02
FI (2件):
E05B 65/08 J ,  E05B 29/02

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