特許
J-GLOBAL ID:200903072446826146

多板クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-135516
公開番号(公開出願番号):特開平9-317788
出願日: 1996年05月29日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】出力側部材の軸方向の位置決めを行う際に部材の磨耗を減らす。【解決手段】多板クラッチ1において、ドライブプレート7とドリブンプレート8は、フライホイール2とクラッチ押圧組立体10との間に配置されている。ドライブプレート7は、フライホイールリング5に相対回転不能にかつ軸方向に移動自在に係合している。ドリブンプレート8は、第2筒状部13に対して軸方向に相対移動可能にかつ相対回転不能に係合している。ドリブンプレート8の中のトランスミッション側端の1枚は、内周側に延び第2筒状部13のトランスミッション側端に当接可能な当接部51を有している。板部材55はハブフランジ6に固定され、ドリブンプレート8の当接部51のトランスミッション側に配置されている。
請求項(抜粋):
回転フライホイールから出力側回転体にトルクを伝達および遮断するための多板クラッチであって、前記回転フライホイールに固定される第1筒状部を含む入力側部材と、前記第1筒状部の内周側に配置される第2筒状部を含み、前記出力側回転体に相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係合する出力側部材と、前記第1筒状部と前記第2筒状部との間に配置され、外周部が前記第1筒状部に軸方向に相対移動可能にかつ相対回転不能に係合する複数の第1環状摩擦板と、前記第1環状摩擦板と軸方向に交互に配置され、内周部が前記第2筒状部に軸方向に相対移動可能にかつ相対回転不能に係合し軸方向端側の1枚は前記第2筒状部に軸方向から当接可能である、複数の第2環状摩擦板と、前記両環状摩擦板の前記回転フライホイール側と反対側で前記第1筒状部に固定され、前記両環状摩擦板を前記回転フライホイール側に押圧および押圧解除するため押圧機構と、前記出力側部材に固定され、前記第2環状摩擦部材の軸方向端側の1枚の前記第2筒状部側と反対側に配置された押え部を有する板部材と、を備えた多板クラッチ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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