特許
J-GLOBAL ID:200903072451427900

光サーキユレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-294674
公開番号(公開出願番号):特開平5-061001
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 光学的結合を含めて容易に製作でき、また、複数の光線入出射ポートからの入射光を有効に利用でき、光線入出射ポート間のアイソレーションが高い光サーキュレータを提供する。【構成】 光サーキュレータは3枚の複屈折結晶板22〜24と、相反性と非相反性の回転子25、回転子26と、光線入出射ポート27〜29とから構成される。複屈折結晶板の常光線と異常光線を分離する方向は、複屈折結晶板23と複屈折結晶板22,24とで異なり、また、複屈折結晶板22,24では一致し、かつ光線の電界振動方向が複屈折結晶板23にて一致するように、相反性と非相反性の回転子25の回転方向を設定し、光線の偏光面が複屈折結晶板24にて互いに直交するように相反性と非相反性の回転子26の回転方向を設定する。複数の光線入出射ポートのうち光線入出射ポート27から入射した光線は光線入出射ポート28から出射し、ポート28から入射した光線はポート27からは出射せずにポート29から出射する。
請求項(抜粋):
入射光線中の直交する2つの電界振動成分を分離し、かつ、異なる光路で入射される2つの電界振動成分を同一光路に合成する第1の分離合成手段と、入射光線の電界振動成分を該電界振動成分の振動方向に応じて異なる方向へ進行させる光路決定手段と、入射光線中の直交する2つの電界振動成分を分離し、かつ、異なる光路で入射される2つの電界振動成分を同一光路に合成する第2の分離合成手段とを前記入射光線の進行方向に沿って所定の間隔をおいて配設するとともに、前記第1の分離合成手段と前記光路決定手段との間に配設され、入射される2つの直交した電界振動成分の振動方向を平行にし、かつ平行な2つの電界振動成分を直交化する第1の偏波回転手段と、前記第光路決定手段と前記第2の分離合成手段との間に配設され、入射される2つの平行な電界振動成分の振動方向を直交させ、かつ直交した2つの電界振動成分を平行にする第2の偏波回転手段とを備えることを特徴とする光サーキュレータ。

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