特許
J-GLOBAL ID:200903072457234704

エチレンの重合及び共重合用の触媒の固体成分の調製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-185408
公開番号(公開出願番号):特開平5-194645
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 エチレンの重合及び共重合に使用される場合に高活性を示し、優れた生産性及び高収量を与える触媒の固体成分の調製法を提供することにある。【構成】(i) 塩化マグネシウムのアルコール溶液を噴霧乾燥することにより得られた塩化マグネシウムの固体の粒状担体を液体炭化水素溶媒中に懸濁させ、脂肪族アルコールとチタンテトラ-アルコキシドを、こうして得られた懸濁液に添加し;(ii)工程(i) の懸濁液を均一な溶液が得られるまで加熱し、その溶液を冷却して粒状固体を沈殿させ;(iii) 関連懸濁液中の工程(ii)で得られた粒状固体を、アルミニウムアルキルハライドと接触させ、反応させ;そして(iv)触媒の固体成分を工程(iii) の反応生成物から回収することを特徴とするチタン、マグネシウム、アルミニウム、塩素及びアルコキシ基を含むエチレンの重合及び共重合用の触媒の固体成分の調製法。
請求項(抜粋):
(i) 塩化マグネシウムのアルコール溶液を噴霧乾燥することにより得られ、エタノールの重量として表して18〜25重量%のアルコール性-OH 基の含量を有する塩化マグネシウムの固体の粒状担体を液体炭化水素溶媒中に懸濁させ、脂肪族アルコールR'-OH(式中、R'は1〜5個の炭素原子を含む線状または分枝アルキル基を示す)と、チタンテトラ-アルコキシドTi(OR)4(式中、Rは1〜8個の炭素原子を含む線状または分枝アルキル基を示す)を、0.5:1 〜1.5:1 のR'-OH/MgCl2モル比及び0.3:1 〜3:1 のMgCl2/Ti(OR)4 モル比で、上記のようにして得られた懸濁液に添加し;(ii)工程(i) の懸濁液を均一な溶液が得られるまで加熱し、その溶液を冷却して粒状固体を沈殿させ;(iii) 関連懸濁液中の工程(ii)で得られた粒状固体を、式AlR"n Cl(3-n) ( 式中、R"は1〜20個の炭素原子を含む線状または分枝アルキル基である)のアルキルアルミニウムのハロゲン化物と、塩化アルミニウム中の塩素原子と全アルコキシ基の比0.4:1 〜1.2:1 で接触させ、反応させ;そして(iv)触媒の固体成分を工程(iii) の反応生成物から回収することを特徴とするチタン、マグネシウム、アルミニウム、塩素及びアルコキシ基を含むエチレンの重合及び共重合用の触媒の固体成分の調製法。
IPC (2件):
C08F 10/02 ,  C08F 4/658 MFG
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-289005
  • 特開昭58-037008
  • 特開昭62-054707

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