特許
J-GLOBAL ID:200903072460686136

缶蓋の巻締装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-224645
公開番号(公開出願番号):特開平6-198365
出願日: 1993年09月09日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 缶蓋を確実に精度よく巻締ることができる巻締装置を提供する。【構成】 第1シーミングレール5は、缶蓋Xが少なくとも一回転する長さにわたって形成され缶蓋Xに接近することによって缶容器YのボディーフックY1 を缶蓋Xのフランジ部FのカバーフックX1 で巻き込むように成形する第1のシーミンググルーブ5aと、第1のシーミンググルーブ5aより缶蓋Xに接近する位置でシーミングチャック26との間隔を一定に形成されて缶蓋Xの第1巻締を完了させる第2のシーミンググルーブとを備える。第1のシーミンググルーブ5aは、その入口近傍にフォーミングラジアス開始点Pが設けられ、該開始点Pからは前下がりの曲面であって缶蓋Xのフランジ部Fを該フランジ部Fの外周面が当接する溝部36へ案内する案内面37が形成され、該案内面37に対向する位置には成形の進行に伴ってフランジ部FのカバーフックX1 の先端を内方に案内する顎部38が形成されている。
請求項(抜粋):
シーミングチャックに嵌着された缶蓋を缶容器の開口に圧接し、該缶蓋と該缶容器とを回転自在に支持して搬送し、その搬送方向に沿って延設された第1シーミングレールに備えられたシーミンググルーブに缶蓋のフランジ部を圧接しながら缶蓋と該缶容器とを転動させて該缶蓋に第1巻締を施し、その後に、第2シーミングレールにより該缶蓋に第2巻締を施す缶蓋の巻締装置において、前記第1シーミングレールは、缶蓋が少なくとも一回転する長さにわたって形成され缶蓋に接近することによって前記缶容器のボディーフックを該缶蓋のフランジ部のカバーフックで巻き込むように成形する第1のシーミンググルーブと、前記第1のシーミンググルーブより缶蓋に接近する位置でシーミングチャックとの間隔を一定に形成されて缶蓋の第1巻締を完了させる第2のシーミンググルーブとを備え、前記第1のシーミンググルーブは、その入口近傍にフォーミングラジアス開始点が設けられ、該開始点からは前下がりの曲面であって前記缶蓋のフランジ部を該フランジ部の外周面が当接する溝部へ案内する案内面が形成され、該案内面に対向する位置には成形の進行に伴って前記フランジ部のカバーフックの先端を内方に案内する顎部が形成されていることを特徴とする缶蓋の巻締装置。

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