特許
J-GLOBAL ID:200903072461515661

車両用変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-196164
公開番号(公開出願番号):特開2009-030735
出願日: 2007年07月27日
公開日(公表日): 2009年02月12日
要約:
【課題】シフトドラムに設定される変速位置が増加してもシフトドラムの大径化を防止しつつ、操作性の低下を招くことがないようにする。【解決手段】前進用最高速歯車列および後進用歯車列をともに確立する共用変速位置が、その共用変速位置では後進ストッパアーム143が後進用カム溝144の一端部141aに嵌合するようにしてシフトドラム95に設定され、後進用歯車列を確立した状態からの第1の回転方向148とは反対の第2の回転方向149へのシフトドラム95の回転時には、外力の非作用状態にある後進ストッパアーム143が、後進用カム溝141の一端部141aからシフトドラム95の外周を乗り越えるように離脱して該後進用カム溝141の他端部141b側に移動することを可能とする。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
後進用歯車列(GR)および複数段の前進用歯車列(G1〜G5)の確立状態を切換えるように回転するシフトドラム(95)と、該シフトドラム(95)の周方向に延びるとともに両端部(141a,141b)が前記シフトドラム(95)の周方向に間隔をあけた位置に配置されるようにして前記シフトドラム(95)の外周に設けられる後進用カム溝(141)と、該後進用カム溝(141)に嵌合する側に付勢部材(144)で付勢される後進ストッパアーム(143)とを備え、前記後進用歯車列(GR)を確立するように前記シフトドラム(95)を第1の回転方向(148)に回転させる際には、前記付勢部材(144)による付勢力に抗する外力を前記後進ストッパアーム(143)に加えることで前記後進用カム溝(141)の一端部(141a)から離脱する側に前記後進ストッパアーム(143)を作動せしめることを必要とする車両用変速機において、複数段の前進用歯車列(G1〜G5)のうち前進用最高速歯車列(G5)および前記後進用歯車列(GR)をともに確立する共用変速位置が、その共用変速位置では前記後進ストッパアーム(143)が前記後進用カム溝(144)の前記一端部(141a)に嵌合するようにして前記シフトドラム(95)に設定され、前記後進用歯車列(GR)を確立した状態からの前記第1の回転方向(148)とは反対の第2の回転方向(149)への前記シフトドラム(95)の回転時には、前記外力の非作用状態にある前記後進ストッパアーム(143)が、前記後進用カム溝(141)の前記一端部(141a)から前記シフトドラム(95)の外周を乗り越えるように離脱して該後進用カム溝(141)の他端部(141b)側に移動することを可能としたことを特徴とする車両用変速機。
IPC (1件):
F16H 63/18
FI (1件):
F16H63/18
Fターム (9件):
3J067AB23 ,  3J067AC08 ,  3J067BA17 ,  3J067DB32 ,  3J067EA31 ,  3J067FA53 ,  3J067FA73 ,  3J067FB83 ,  3J067GA05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-046046

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