特許
J-GLOBAL ID:200903072463719680

パターン予測装置、パターン予測方法及びパターン予測プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  勝 治人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-283391
公開番号(公開出願番号):特開2009-110379
出願日: 2007年10月31日
公開日(公表日): 2009年05月21日
要約:
【課題】気象パターンなどのパターン予測において、予測精度を向上させる。【解決手段】時空間解析部120により、自己相関係数を算出するとともに、動き推定解析部130により、オプティカルフロー法を用いて画素毎の動きベクトルを算出して渦度を求める。これにより、時系列画像データが渦、移流、停滞のいずれのパターンであるかを分類することができるので、2つの予測モデルを適切に選択し、予測精度の向上を可能とする。また、自己回帰予測モデル適用部150が、ARMAモデルを適用する際に、自己相関係数に基づいて次数を決定することで、停滞性パターンの予測精度の向上を可能とする。さらに、移流系予測モデル適用部160が、渦度に基づいてナビエ・ストークス方程式の粘性係数を決定することにより、渦パターンの予測精度の向上を可能とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
時系列画像の入力を受け付ける画像入力手段と、 前記時系列画像を蓄積する画像蓄積手段と、 前記画像蓄積手段から前記時系列画像を読み出し、画素毎の動きベクトルをオプティカルフロー法により算出するとともに、当該動きベクトルを用いて渦度を算出する動き解析手段と、 前記画像蓄積手段から前記時系列画像を読み出し、自己相関係数を算出する相関係数算出手段と、 前記渦度が所定の値以上のときには移流系予測モデルを選択し、前記渦度が所定の値より小さく前記自己相関係数が所定の値よりも小さいときには移流系予測モデルを選択し、前記渦度が所定の値より小さく前記自己相関係数が所定の値以上のときには自己回帰予測モデルを選択する選択手段と、 前記選択手段が自己回帰予測モデルを選択したときには、前記自己相関関数に基づいて決定した次数を自己回帰平均モデルに適用してパターン予測計算を行う第1予測計算手段と、 前記選択手段が移流系予測モデルを選択したときには、移流方程式と前記渦度に基づいて決定した粘性係数を用いたナビエ・ストークス方程式とを適用してパターン予測計算を行う第2予測計算手段と、 を有することを特徴とするパターン予測装置。
IPC (2件):
G06Q 10/00 ,  G01W 1/00
FI (2件):
G06F19/00 100 ,  G01W1/00 C

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