特許
J-GLOBAL ID:200903072469379562

患者の心臓周期の放射線検査用の方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139614
公開番号(公開出願番号):特開平10-052424
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 患者の任意の心臓周期を短い撮像時間及び比較的速い画像再構成で放射線検査すること。【解決手段】 X線ビーム束の回転時間が患者の心臓リズムの周期時間よりも所定測定間隔だけ大きいか又は小さいように調整し、1回転後回転時間に依存して、X線ビーム束と心臓リズムとの間に360°の位相ずれを生じるようにし、心臓リズムと同期する、トリガパルスを含むトリガ信号を発生し、トリガパルスに関して時間的にずれた制御信号を送出し、X線ビーム束の各回転中、種々の心臓周期の各投影像の各測定データを検出記憶し、複数回転の間種々の角度位置で検出記憶された測定データを統合し、トリガ信号、該トリガ信号用の各制御信号及び測定間隔を用いて、部分回転又は1完全回転の各投影像群の測定データから、心臓周期毎に各画像を再構成する。
請求項(抜粋):
患者(P)の個別心臓周期の放射線検査用の方法であって、X線ビーム束(4)は、前記患者(P)の周囲で前記X線ビーム束(4)の1/2〜複数回回転以内で前記患者(P)の心臓(H)を種々の角度位置(α)で透過して、ビーム受信器(5)に入射する方法において、a)患者(P)の心臓リズムの周期時間(Z)を測定するステップ、b)前記患者(P)の周囲を回転するX線ビーム束(4)の回転時間を調整するステップであって、前記調整を、前記回転時間が前記患者(P)の心臓リズムの周期時間(Z)よりも所定測定間隔(ΔM)だけ大きいか又は小さいように行ない、前記調整により、1回転後回転時間に依存して、回転する前記X線ビーム束(4)と前記患者(P)の心臓リズムとの間に360°の位相ずれを生じるようにするステップ、c)前記患者(P)の前記心臓リズムと同期化された、トリガパルス(T)を含むトリガ信号を発生するステップ、d)種々の心臓周期の検査のため、前記トリガ信号のトリガパルス(T)に関して時間的にずれた各制御信号(O1,O2;O1’〜O6’)を送出するステップ、e)前記患者(P)の周囲の前記X線ビーム束(4)の各回転内の前記測定間隔(ΔM)の期間、種々の心臓周期の各投影像(P1(α),P2(α);P1’(α)〜P6’(α))の各測定データを検出して記憶するステップ、f)X線ビーム束(4)の複数回転の間種々の角度位置(α)で検出されて記憶された、夫々の前記心臓周期の前記各投影像(P1(α),P2(α);P1’(α)〜P6’(α))の各測定データを部分回転又は1完全回転の各投影像群に統合するステップ、g)前記トリガ信号、該トリガ信号用の前記各制御信号(O1,O2;O1’〜O6’)及び測定間隔(ΔM)を用いて、前記夫々の心臓周期の部分回転又は1完全回転の各投影像群の測定データから、心臓周期毎に各画像を再構成するステップとを有する患者の心臓周期の放射線検査用の方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-112340   出願人:株式会社東芝
  • 特開平4-030834
審査官引用 (4件)
  • CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-112340   出願人:株式会社東芝
  • 特開平4-030834
  • 特開平4-030834
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