特許
J-GLOBAL ID:200903072472424579
放電加工用電極及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-205771
公開番号(公開出願番号):特開平5-192821
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 放電加工用の高性能銅合金電極及びその製造方法を提供する。【構成】 製造方法は、銅又は銅合金の線の周りにZn層を形成し、これを二元合金Cu-Znのβ’-β遷移温度より低い温度で熱処理して、均質β’相からなる外側層31を形成し、次いで線の表面に存在する酸化物を選択的に酸洗いした後、100%を超える伸線率で伸線処理して本発明の電極1を得ることからなる。電極は、酸化物介在物を含まない均質β’相の合金Cu-Znからなる外側金属層3と、薄い接合部32とを有する。
請求項(抜粋):
銅を含む金属線の周りに亜鉛の外側金属層を形成し、この金属線を熱処理し、次いでその断面を縮小する操作を含み、放電加工で使用するのに適しており且つより特定的には加工時の放電安定性が高い電極を経済的に製造するために、a)製造すべき電極の直径より大きい直径を有する銅含有金属線の周りにZn層を形成して線を形成し、b)前記線を任意に伸線した後、二元合金Cu-Znのβ’-β遷移温度より低い温度で、亜鉛に富んだ前記Zn層がβ’相のCu-Zn層に変態するのに必要な時間にわたり、酸化雰囲気下で前記線を拡散用熱処理にかけて、心線とCu-Znのβ’相からなる層とを含む線を形成し、c)次いで、前述のCu-Znのβ’相からなる層の表面に存在する酸化物粒子を除去するために、前記線の選択的酸洗いを行い、d)最後に、酸洗いした線を100%を越える伸線率で最終直径まで伸線して、外側層で被覆された心線からなる電極を得ることを特徴とする放電加工用電極の製造方法。
引用特許:
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