特許
J-GLOBAL ID:200903072472750255

振り子駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-105271
公開番号(公開出願番号):特開2000-298180
出願日: 1999年04月13日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 振り子の回転軸の両端の細軸部を湾曲部材を用いないで円形断面線材で支持することとして、製造コストを低減し、駆動時の負荷を少くする。【解決手段】 振り竿の回転軸の両端から軸方向に細軸部5aを延伸し、細軸部5aを転がり自在に支持する円形断面線材15を下ケース1に設けた下部取付柱10、11と上部取付柱12、13とに挟持する。下ケース1に開口部1bを設け、細軸部5aを開口部1bに挿入して円形断面線材15で支持する。開口部1bの上部及び両側部にコ字状の規制突起14を設ける。下部位置決め柱9を円形断面線材15の下方への変位を防止する防止部とし、規制突起14の下端部の規制部14a,14bにより円形断面線材15の上方への変位を規制する。
請求項(抜粋):
両端から軸方向に延伸する細軸部が形成してある往復揺動回転可能な回転軸を有する振り竿に永久磁石が取り付けてある振り子と、上記永久磁石の揺動軌跡と対向する所定位置に駆動コイルを設けてある本体部とを備え、上記駆動コイルへの通電を制御することにより上記振り子を往復運動させる振り子駆動装置において、上記本体部には、上記細軸部を挿入可能な開口部と、上記細軸部を転がり自在に支持する円形断面線材を取り付け可能な円形断面線材取付部と、上記細軸部が転がる範囲の下方に位置して上記円形断面線材の下方への変位を防止する防止部と、上記円形断面線材の上方への変位を規制する規制部とが設けてあり、上記規制部の下面と上記円形断面線材の上面とは僅かな間隙をおいて対向しており、かつ上記円形断面線材上に位置する上記細軸部の上面と上記開口部の上面との間隙は、上記規制部の下面と上記円形断面線材の上面との間隔よりも大なる間隙をもって対向していることを特徴とする振り子駆動装置。

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