特許
J-GLOBAL ID:200903072474238748

受容体の生物活性を調節するための化合物の能力を予測する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 舟橋 榮子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-545020
公開番号(公開出願番号):特表2002-512368
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】多細胞生物中の受容体の生物学的活性を調節する問われている化合物の能力は、Biokeyのパネルの多様なメンバーの存在下に受容体との相互作用に基づいて予測される。Biokeyはリガンド、特にペプチドあるいは核酸であり、受容体のコンホメーションを修飾することが知られている。この相互作用データ、「フィンガープリント」として知られている、はその受容体によって媒介される既知の生物学的活性とともに参照化合物のフィンガープリントと比較される。「分子ブライユ点字」(MB)の本発明の好適例中、参照および試験フィンガープリントはインヴィトロ(細胞なし)試験法に基づく。「細胞ブライユ点字」(CB)の本発明の好適例中、参照および試験フィンガープリントは細胞試験法に基づく(但し、多細胞生物の全部、またはそれらの器官または組織に基づく試験法ではない)。
請求項(抜粋):
(a)受容体に対しリガンドを用意し; (b)少なくとも2個の異なる参照コンフォメーション中の受容体に結合する能力に対し複数のメンバーからなる第一の組み合わせライブラリーをスクリーニングし、 (c)前記スクリーニングに基き、第一のライブラリーメンバーのパネルを用意し、前記パネルは、そのコンフォメーションによって、受容体に結合する能力に関して異なるメンバーからなり、 (d)前記受容体に前記パネルの各メンバーを結合する際にそれらの効果を決定するため前記受容体の生物活性をモジュレートするために既知の複数の参照物質をスクリーニングし、これによって各参照物質に対し参照フィンガープリントを得て、前記フィンガープリントは複数のパネルに基く記述子からなり、各パネルに基く記述子は前記受容体に特定のパネルメンバーの結合に参照物質の効果を特徴付け、記述子に基く前記参照フィンガープリントのパネルは集合的に、前記受容体に、個々に、パネルメンバーのすべてを結合する際に参照物質の効果を特徴付け、 (e)前記受容体に前記パネルの各メンバーを結合する際にその効果を決定するため前記受容体に関連する未知の活性のテスト物質をスクリーニングし、これによって前記テスト物質に対しテストフィンガープリントを得て、 (f)参照フィンガープリントとテストフィンガープリントを比較し、そして (g)その生物活性が類似のフィンガープリントをもつ参照物質のそれと似ているという仮定のもとに、テスト物質の生物活性を予言する、各工程からなる受容体の生物活性をモジュレートする化合物の受容体モジュレート活性を予言する方法。
IPC (5件):
G01N 33/74 ,  C07K 4/12 ,  C07K 7/08 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50
FI (5件):
G01N 33/74 ,  C07K 4/12 ,  C07K 7/08 ,  G01N 33/15 Z ,  G01N 33/50 Z
Fターム (19件):
2G045AA34 ,  2G045AA35 ,  2G045AA40 ,  2G045CB01 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045DA36 ,  2G045DA77 ,  2G045FB02 ,  2G045JA01 ,  4H045AA10 ,  4H045AA30 ,  4H045BA13 ,  4H045BA16 ,  4H045BA17 ,  4H045DA50 ,  4H045EA50 ,  4H045FA74

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