特許
J-GLOBAL ID:200903072479462670

無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-025152
公開番号(公開出願番号):特開2001-173770
出願日: 2000年02月02日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 ベルトスリップや無段変速機の損傷を防止するための下限ガードは、プライマリプーリの押し付け力の下降を実現できないため過渡応答性が課題となっていた。また、2つのプーリに十分な押し付け力を付与することで下限ガードに掛からないようにすると、燃費を悪化させていた。【解決手段】 本発明は上述の相反する2つの課題を解決するために、プライマリプーリの油圧を低い押し付け力にて制御することで燃費を低減する。そして、過渡応答時のようにプライマリ油圧指示値が下限ガードを下回る場合に、その油圧指示値と下限ガード値との差に基づいてセカンダリプーリの油圧を増加させる。これにより常に所望の変速比を維持することができ変速応答性を損なわない制御を実現する。さらに、スライディングモードPID制御器を用いることによって従来よりも適合工数の低減と目標変速比への追従性を向上させている。
請求項(抜粋):
1次プーリと2次プーリとをベルトにより連動させ、内燃機関の駆動力を所定の変速比で車輪に伝達する無段変速機において、前記1次プーリと前記2次プーリとの目標変速比を設定する目標変速比設定手段と、前記目標変速比となるように前記1次プーリを制御するための油圧指示値を設定し、該指示値となるように前記1次プーリに供給される油圧を制御する第1の制御手段と、前記目標変速比となるように前記2次プーリを制御するための油圧指示値を設定し、該指示値となるように前記2次プーリに供給される油圧を制御する第2の制御手段と、前記1次プーリの供給油圧および前記2次プーリの供給油圧のうち、供給油圧が低いほうの油圧指示値を所定の下限値でガードする下限ガード手段とを備え、前記供給油圧の低い方の前記油圧指令値が前記所定の下限値以下となるとき、前記下限値と前記供給油圧が低い方の油圧指示値とに基づいて他方の前記油圧指示値を大きい側に補正する補正手段を備えることを特徴とする無段変速機の制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/04 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:70 ,  F16H 63:06
FI (5件):
F16H 61/04 ,  F16H 9/00 F ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:70 ,  F16H 63:06
Fターム (20件):
3J552MA07 ,  3J552MA12 ,  3J552MA26 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA12 ,  3J552PA20 ,  3J552PA59 ,  3J552PA63 ,  3J552SA36 ,  3J552SB02 ,  3J552TA01 ,  3J552TA10 ,  3J552TB03 ,  3J552TB11 ,  3J552VA18W ,  3J552VA18Y ,  3J552VA74W ,  3J552VA74Y ,  3J552VC02Z

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