特許

J-GLOBAL ID：200903072480108449

窒化珪素質焼結体およびその製造方法

発明者： 佐藤 政宏 ,  福留 武郎
出願人/特許権者： 京セラ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-133550
公開番号（公開出願番号）：特開平8-325061
出願日： 1995年05月31日
公開日（公表日）： 1996年12月10日
要約：

【要約】【構成】窒化珪素に対して、希土類酸化物、酸化アルミニウム、さらに平均粒径3μm以下の酸化珪素を1〜10重量%、平均粒径3μm以下のW化合物を1〜10重量%を添加した混合物を成形した後、この成形体を10torr以下の減圧中にて800°C〜1400°Cの温度で加熱してSi2 N2 O結晶粒子及びWケイ化物粒子を析出させた後、非酸化性雰囲気中で1600〜2000°Cの温度で焼成し、β-窒化珪素結晶相と、希土類元素、珪素、アルミニウム、酸素および窒素を含む粒界相とを含む焼結体中に、平均粒径3〜20μmのSi2 N2 O結晶粒子と、平均粒径0.5〜10μmのWケイ化物粒子とを分散含有させる。【効果】室温から高温まで自動車用部品やガスタ-ビンエンジン用部品等で使用されるに充分な機械的特性、特に、室温から1000°Cの高温までの抗折強度に優れ耐熱衝撃抵抗に優れた窒化珪素質焼結体を提供することができる。

請求項（抜粋）：

β-窒化珪素結晶相と、希土類元素、珪素、アルミニウム、酸素および窒素からなる粒界相とを含む焼結体中に、平均粒径3〜20μmのSi2N2 O結晶粒子と、平均粒径0.5〜10μmのWケイ化物粒子とを分散含有させたことを特徴とする窒化珪素質焼結体。

FI (2件)：

C04B 35/58 102 K ,  C04B 35/58 102 T