特許
J-GLOBAL ID:200903072486285253

給紙カセット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-325020
公開番号(公開出願番号):特開平9-142674
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】本発明は常にエンドフェンスが用紙の後端に当接して、分離性能の良好な給紙カセットを提供する。【解決手段】給紙カセット2は回動可能な底板3上に複数枚の用紙4が載置され、底板3はスプリング14の付勢力で用紙4の前端部を持ち上げて爪部材5a、5bに係合させる。用紙4の後端部はエンドフェンス9のフェンス部10に当接し、フェンス部10はスプリング12により固定足部材13及び固定ノブ11が給紙カセット2の底面2aと足部7に押し付けられて位置固定されるとともに、用紙4の長さ方向に無段階に位置調整可能である。フェンス部10の用紙4側の面には垂直延在部10bと円弧部10cが形成されており、用紙4の後端は用紙4の枚数が多いときには垂直延在部10bに当接し、用紙4の枚数が少ないときに円弧部10cに当接する。すなわち、用紙4の後端を常にフェンス部10で保持して用紙先端を爪部材5bに係合させ、用紙4の分離性能を向上させる。
請求項(抜粋):
複数枚の用紙の載置される底板が、本体ケース内に所定の支点を中心に回動可能に収納されるとともに、当該底板の下部に配設された弾性部材により上方に付勢されることにより、前記支点を中心として前記用紙の前端部を持ち上げる状態で回動傾斜し、該底板の回動傾斜に伴って、該用紙の前端部に配設された爪部材に前記用紙の前端部両角が係合するとともに、前記用紙の後端部がエンドフェンスにより保持され、前記傾斜した前記用紙の最上段の用紙が給紙コロにより1枚ずつ分離搬送される給紙カセットであって、前記エンドフェンスは、前記用紙の後端部を保持するフェンス部と、前記フェンス部を前記本体ケースの底面に略垂直方向に解除可能に押し付けて、前記フェンス部を位置調整可能に前記本体ケース内で位置固定する固定部材と、を備え、前記フェンス部は、前記用紙側の面が、前記用紙の前記底板上での傾斜角度の変化に応じて、常に当該用紙の後端部に当接する形状に形成されていることを特徴とする給紙カセット。
IPC (2件):
B65H 1/04 326 ,  G03G 15/00 514
FI (2件):
B65H 1/04 326 B ,  G03G 15/00 514

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