特許
J-GLOBAL ID:200903072489974785

半導体メモリを用いた外部記憶システム及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-197318
公開番号(公開出願番号):特開平5-027924
出願日: 1991年07月12日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 ホストCPUとの間のデータの読出し、書込みを従来の磁気ディスクよりも高速に処理でき、かつ特定のセクタだけが頻繁に書込み消去されることがなく全メモリが長期間有効に使用される、半導体メモリを用いた外部記憶システムを提供する。【構成】 ホストCPUと外部記憶装置のアドレス関係に柔軟性を与え、ホストCPUのコマンドの持つ論理アドレスによって半導体メモリの物理アドレスが一方的に決定されることのないようなアドレス制御方式を導入した。コマンド処理部34は、ホストCPUのコマンド処理に備えて、書き込みあるいは消去、複写用のメモリ・ブロックやセクタを常に準備し、この選ばれたメモリ・ブロック32iやセクタの物理アドレスとホストCPUのコマンドとの対応関係を、アドレス変換表36に記録、保持する。メモリ・ブロックやセクタの状況は夫々の管理表35,60に記録され、ホストCPUのコマンドに備えたあるいは応答した書込み、消去、複写等の処理の制御に利用される。
請求項(抜粋):
フラッシュ・メモリで構成され、それぞれが少なくとも1つのセクタを含む複数のメモリ・ブロックから成る外部記憶装置としての半導体メモリと、前記メモリ・ブロックに対する制御を行う制御部とを備え、データおよびコマンドを転送するバスを介してホスト・プロセッサに接続された外部記憶システムにおいて、前記制御部が、各メモリ・ブロックの消去回数及び各メモリ・ブロックと各セクタの状況を記録したブロック管理手段の記録に基づき、データの書込みや消去を行うメモリ・ブロックを選定し、前記ホスト・プロセッサの前記コマンドに含まれる論理アドレスをアドレス変換手段によって特定のメモリ・ブロック内のセクタを示す物理アドレスに変換し、前記コマンドに応答して、該当するセクタに対するデータの書込み、読出しあるいはメモリ・ブロックの消去の処理を行い、これらの処理による各セクタやメモリ・ブロックの状況変化を前記ブロック管理手段に逐次記録しもしくは更新し、前記処理がなされたメモリ・ブロックやセクタについてそれらの物理アドレスと論理アドレスとの関係を前記アドレス変換手段に記憶しもしくは更新する、ことを特徴とする外部記憶システムの制御方法。
IPC (2件):
G06F 3/08 ,  G11C 16/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-283497
  • 特開昭61-066204
  • 特開昭62-283496
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