特許
J-GLOBAL ID:200903072499214622

表面性状の優れた厚鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218009
公開番号(公開出願番号):特開平5-039523
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明は産業機械,建材等の分野に使用され、製造法を規制することにより表面性状が優れた厚鋼板を製造する方法を提供する。【構成】 C:0.05〜0.25%,Si:0.5〜1.50%,Mn:0.3〜1.5%,さらに必要によりNb,V,Tiを含有するスラブを1150°C以上,1300°C以下に加熱し、表面温度が1000°C以上で1パス当り10mm以上の圧下を1回以上加え、850°C以上で圧延を終了し、その後冷却する厚鋼板の製造方法である。【効果】 スケール厚も薄く表面性状に優れた厚鋼板が得られ、冷間加工等に際してスケール剥離がなく塗装後の美観も良好である。また切断能率が向上し、さらには型枠等に使用するときは赤錆汚染がなくなり、美観が向上する。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.25%,Si:0.5〜1.50%,Mn:0.3〜1.5%,P:0.025%以下,S:0.020%以下,Al:0.06%以下,N:0.006%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼をスラブとした後、加熱炉にて1150°C以上,1300°C以下の温度で加熱し、その後の熱間圧延でスラブ表面温度が1000°C以上の温度域で1パス当り10mm以上の圧下を1回以上加え、850°C以上で圧延を終了し、その後冷却することを特徴とする表面性状の優れた厚鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04

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