特許
J-GLOBAL ID:200903072509701276

超電導回転電機の回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-016829
公開番号(公開出願番号):特開平10-215561
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】回転子の低温部への外部からの輻射入熱を低減することにある。【解決手段】超電導コイルが収納され、内部に液体冷媒を貯蔵する中心孔を有する巻線取付軸の外周に液体冷媒の容器を形成するベッセルを設け、このベッセルの外周に所定の空間を存して巻線取付軸と同軸的に両端が端部軸に取付けられたダンパ機能を有する外筒を設け、ベッセルと外筒との間の空間に内部に軸方向に多段に分岐する冷媒流路18を設けた輻射シールド6を巻線取付軸と同軸的に設け、巻線取付軸と輻射シールドをトルクチューブにより端部軸に結合すると共に、一方の端部軸の中心孔を通して巻線取付軸の中心孔に液体冷媒を供給する液体冷媒供給管を挿入し、輻射シールド6内に設けられた冷媒流路18の入口部に巻線取付軸内で気化した気体冷媒を導く通気管15を、輻射シールド6内の冷媒流路18の出口部から本体外部へ気体冷媒を導く通気管17とをそれぞれ接続する。
請求項(抜粋):
超電導コイルが収納され、内部に液体冷媒を貯蔵する中心孔を有する巻線取付軸と、この巻線取付軸の外周に設けられ液体冷媒の容器を形成するベッセルと、このベッセルの外周に所定の空間を存して前記巻線取付軸と同軸的に設けられると共に、両端が端部軸に取付けられた真空容器を形成するダンパ機能を有する外筒と、前記ベッセルと外筒との間の空間に前記巻線取付軸と同軸的に設けられ、且つ内部に軸方向に多段に分岐する冷媒流路を設けた円筒状の輻射シールドと、前記巻線取付軸と前記輻射シールドを前記端部軸に結合するトルクチューブと、一方の前記端部軸の中心孔を通して前記巻線取付軸の中心孔に挿入され、この中心孔に液体冷媒を供給する液体冷媒供給管と、前記輻射シールド内に設けられた冷媒流路の入口部へ前記巻線取付軸内で気化した気体冷媒を導く通気管と、前記輻射シールド内の冷媒流路の出口部から本体外部へ気体冷媒を導く通気管とを備えたことを特徴とする超電導回転電機の回転子。
IPC (4件):
H02K 55/04 ZAA ,  H02K 1/32 ,  H02K 3/24 ,  H02K 9/00
FI (4件):
H02K 55/04 ZAA ,  H02K 1/32 Z ,  H02K 3/24 C ,  H02K 9/00 A

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