特許
J-GLOBAL ID:200903072516681485

精紡機における糸切断方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335090
公開番号(公開出願番号):特開平11-152630
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 精紡機の玉揚げ時の糸切断を容易とする。【解決手段】 満管後に最初に到来するハートカムの谷部からの紡出長を、ハートカムの回転量で検出して細糸形成タイミングAとなると、ドラフトパ-トのドラフト比を細糸形成ドラフト比にする。ハートカムの次の谷部がくると、リングレ-ルが降下される(タイミングB)。降下途中で細糸形成ドラフト開始からの紡出長が胴巻と尻巻に要する長さとなると、ドラフト比を基準ドラフト比に戻す(タイミングC)。リングレールが尻巻位置まで降下してボビン外周に細糸部とされた胴巻が、スピンドル基部の糸保持部に細糸部とされた尻巻が施され、細糸部がスピンドル基部のカッターをまたぐ。
請求項(抜粋):
ボビンが玉揚げすべき巻量となると、リングレールを尻巻位置まで下降させて胴巻を施すと共にスピンドル基部の糸保持部に糸を保持させてスピンドルを停止し、その後、ボビンをスピンドルから抜き上げて糸保持部とボビンとの間に連なる糸を、前記糸保持部上部のカッターで切断する精紡機における糸切断方法において、ドラフトパートを、紡出中にそのドラフト比を変更可能な構成とし、紡出の終了近くのタイミングにおいてドラフトパートのドラフト比を変更して細糸部を形成し、スピンドル停止時に、その細糸部が前記カッターと対応する位置となるようにしたことを特徴とする精紡機における糸切断方法。

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