特許
J-GLOBAL ID:200903072519427636
抗ウイルス活性を有する重合体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-333715
公開番号(公開出願番号):特開平5-186502
出願日: 1991年12月17日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】抗ウイルス活性を有する重合体を製造する方法を提供する。【構成】特定の構造を有するオリゴサッカリド又は多糖類から出発して、酸化により、特定の数のカルボニル基を有する重合体を得、酸化されたオリゴサッカリド又は多糖類のカルボニル基を、水又は水と水混和性溶剤との混合物中で、特定の温度、時間及びpH条件下で、脂肪族アミノスルホネートのごとき,アミノ基とスルホン酸基とを有する分子のアミノ基とを反応させて、スルホン酸基を有する重合体を得、これを慣用の方法で精製する。得られた硫酸化重合体は抗ウイルス活性を有し、毒性及び抗凝固剤活性が低いか又は毒性を有しておらず、ヒト及び動物の局部的なあるいは全体的な抗ウイルス治療用に使用する医薬の調製に使用される。
請求項(抜粋):
第 1工程において、特定の量のオリゴサッカリド/ 多糖類( 以下にいおては分子(1) と称する) を適当な溶剤中に懸濁又は溶解させた懸濁液又は溶液を調製しついで適当な膜を使用して限外濾過を反復することにより、上記懸濁液又は溶液中に存在し得る阻害物質を除去し;第 2工程において、制御された条件下で分子(1) を酸化して、十分な数のカルボニル基を形成させついで慣用の化学的な手段により酸化剤を除去し;第 3工程において、酸化された分子(1) と、アミノ基とスルホン酸基とを有する分子( 以下においては、分子(2) と称する) とを、特定のpHを有するかつ適当な量の媒体中に懸濁又は溶解させた懸濁液又は溶液からなる反応混合物を適当な容器内で調製しついでこの反応混合物を特定の温度に加熱しそして分子(2) の濃度が特定の水準に低下するまでこの温度に保持し; ついで最後の第 4工程にいおて、前記の工程で得られたスルホン化重合体を慣用の方法で精製すること; を特徴とする抗ウイルス活性を有する重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08B 37/00
, A61K 31/725 ADY
, A61K 31/795
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