特許
J-GLOBAL ID:200903072520302987

ナフタレンジカルボン酸ジメチルエステルとテレフタル酸ジメチルエステルとの分別回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-144945
公開番号(公開出願番号):特開平7-002738
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 資源の再利用の観点から、芳香族ポリエステル類の分別回収の効率化、低コスト化の手段を開発する。【構成】 ポリエチレンナフタレンジカルボキシレート(PEN)とポリエチレンテレフタレート(PET)との混合物を、アルカリ金属、アルカリ土類金属、亜鉛、コバルト及びマンガンの弱酸塩等を触媒とし、エチレングリコールで解重合し、解重合物を単離せずにエステル交換せしめ、ジメチルエステルを得、ナフタレンジカルボン酸ジメチルをメタノールで晶析分離すると共に、分離濾液を蒸留してメタノール、エチレングリコール及びテレフタル酸ジメチルエステルを回収する方法。
請求項(抜粋):
Aポリエチレンナフタレンジカルボキシレートとポリエチレンテレフタレートとの混合物を(イ)アルカリ金属またはアルカリ土類金属の単体、水酸化物、酸化物及び弱酸塩、(ロ)亜鉛またはコバルトの酸化物及び弱酸塩、(ハ)マンガンの弱酸塩からなる群より選ばれる少くとも1種の化合物を触媒としてエチレングリコールで解重合し、解重合混合物を得る工程、B 解重合混合物を単離することなく、アルカリ金属あるいはアルカリ土類金属の炭酸塩、または炭酸水素塩を触媒としてエステル交換反応させ、ナフタレンジカルボン酸ジメチルエステルとテレフタル酸ジメチルエステルとを生成する工程、C エステル交換反応生成物を分離後、メタノールで再晶析し分離することにより、ナフタレンジカルボン酸ジメチルエステルを回収する工程、及びD 分離濾液を蒸留することによりメタノールエチレングリコール及びテレフタル酸ジメチルエステルを回収する工程からなるナフタレンジカルボン酸ジメチルエステルとテレフタル酸ジメチルエステルとの分別回収方法。
IPC (7件):
C07C 69/76 ,  B01J 23/04 ,  C07C 67/52 ,  C07C 67/54 ,  C07C 67/60 ,  C07C 69/82 ,  C07B 61/00 300

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