特許
J-GLOBAL ID:200903072521432078

印刷制御装置、印刷装置の制御方法、印刷システムおよび記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160944
公開番号(公開出願番号):特開平9-314930
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 印字品位の低下や処理能力の低下を可能な限り回避して所望の印刷処理を行うようにした。【解決手段】 特定バンドのレンダリング時間が所定値を越えて時間デグレードが発生したときは特定バンドの隣接バンドとマージしてレンダリング時間を再計算し(S34)、時間デグレードが発生するか否かを判断する(S35)。時間デグレードが発生したときはデグレードレンダリングを実行するが、時間デグレードが発生しないときは新規バンドメモリ領域が獲得可能か否かを判断し(S36)、獲得できるときはバンディング処理を実行する。獲得できないときは以前に作成された全ページを排紙した後(S37)、再び新規バンドメモリ領域の獲得が可能か否かを判断する(S38)。獲得が可能なときはバンディング処理を実行し、獲得が不可能なときはデグレードレンダリングを実行する。
請求項(抜粋):
入力情報を解析する入力情報解析手段と、少なくとも前記入力情報解析手段の解析結果を複数のバンドに分割して格納する中間情報格納領域と前記入力情報に応じたビットマップデータを前記バンド毎に格納するバンドラスタメモリ領域とを有する記憶手段と、前記入力情報解析手段の解析結果を前記バンド毎にビットマップデータに変換するレンダリング手段と、該レンダリング手段と並列的に前記バンドラスタメモリ領域の記憶内容を印刷装置に送出するバンディング手段と、前記入力情報に基づいて前記バンド毎にレンダリング時間を予測する第1の予測手段と、少なくとも前記第1の予測手段の予測結果を含む所定条件に基づいて前記バンディング手段の実行が可能か否かをバンド毎に判断する第1の判断手段と、該第1の判断手段により前記バンディング手段の実行が不可能と判断されたときは印字解像度を低下させてレンダリングを実行するデグレードレンダリング手段とを備えた印刷制御装置において、前記第1の判断手段により特定バンドのレンダリング時間が所定時間以上と予測されて前記バンディング手段の実行が不可能と判断されたときは前記デグレードレンダリングを回避可能とするデグレードレンダリング回避手段を有し、該デグレードレンダリング回避手段が、前記特定バンドと該特定バンドに隣接する少なくとも1つ以上のバンドとを融合する融合手段と、該融合手段により融合された融合バンドに対してレンダリング時間を再予測する第2の予測手段と、該第2の予測手段の予測結果が前記所定時間以下のときは前記融合バンドに対応した新規バンドラスタメモリ領域の獲得が可能か否かを判断する第2の判断手段と、該第2の判断手段により前記新規バンドラスタメモリ領域の獲得が可能と判断されたときは前記バンディング手段を実行する第1のバンディング実行手段とを備えていることを特徴とする印刷制御装置。
IPC (2件):
B41J 5/30 ,  G06F 3/12
FI (2件):
B41J 5/30 Z ,  G06F 3/12 B

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