特許
J-GLOBAL ID:200903072524397079

自動機械式変速装置のシフト制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-144834
公開番号(公開出願番号):特開平5-157159
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 変速装置にトルク回復論理ルーチンを備えて、比較的滑らかで優れたアップシフトを得るように円滑な再連結および良好なシフト性能を与えること。【構成】 自動機械式変速装置においてアップシフトを滑らかにするための制御であって、アップシフトのトルク回復部分では、エンジンの減速率、現在のエンジン速度と目標エンジン速度との差、及びアクチュエータの応答時間を利用して、摩擦クラッチ及びスロットルオーバライドアクチュエータへ送るコマンド出力信号の発生が順序付けられる。非確動カップリングアクチュエータ及びスロットルオーバライドアクチュエータへコマンド信号を送って、前記第1及び第2応答時間及びエンジン減速率の前記現在値の関数である時間シーケンスで前記トルク回復動作を実行できるようにする。
請求項(抜粋):
シフトアクチュエータ(28)を含む機械式変速機(14)と、燃料制御エンジン(16)と、エンジン及び前記変速機間に駆動介在させた非確動カップリング(10)と、(i) 変速機の軸(42、44)の回転速度を表す信号及び (ii) 変速機のジョークラッチ部材(43)の位置を表す信号を含む変速装置の状態を表す入力信号を受け取って、論理規則に従ってそれらを処理して、シフトアクチュエータ(28)及び非確動カップリングアクチュエータ(38/40)を含む複数の装置アクチュエータへコマンド出力信号を送る中央制御ユニット(50)とを有している形式の自動機械式変速装置(12)のシフト制御方法であって、変速機のニュートラル状態から選択された歯車比への要求シフトの感知に応答して、非確動カップリング(10)を切り離してから、その選択歯車比に関連したジョークラッチ部材(98a/b、114a/b、118a/b、120a/b、128a/b)をほぼ同期速度で回転させて、前記ジョークラッチ部材をかみあい連結位置へ連続的に付勢する段階を含み、さらに、前記ジョークラッチ部材の回転速度及び相対的軸方向位置を感知し続ける段階と、第1の時間経過後に、前記ジョークラッチ部材がほぼ同期速度で回転し続け、かみあいジョークラッチ連結を表す軸方向位置へ移動しない場合、歯の突当て状態が存在することを決定する段階とを有していることを特徴とする方法。
IPC (4件):
F16H 61/00 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:68

前のページに戻る