特許
J-GLOBAL ID:200903072524534491

抹消神経ブロック処置中に神経の位置を容易に決める2値レベル電荷パルス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-243298
公開番号(公開出願番号):特開平10-080489
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 植え込み型電子的デバイスを持つ患者に使用でき、小さく安価で単一使用及び滅菌可能で、更に唯一人の技術者が用いることができるようにする。【解決手段】 針組立体12を含み、その針組立体は導電性の針カニューレ20とそれに固定された非導電性の管28と、その管上の導電性メッキ36とを有する。導体は、一定電流レベルで交替する高電荷パルスと低電荷パルスとを発生する刺激器14に接続されている。高電荷パルスは、針を患者に挿入直後顕著な筋肉単収縮を発生する。高電荷パルスに応答した筋肉単収縮はその大きさがピークになり、そして低電荷パルスに応答した筋肉単収縮は針が目標とされる神経に近づくにつれ観察可能となり、針が麻酔薬の投与の位置にあるとき高電荷パルスに応答する筋肉単収縮と区別不能となる。
請求項(抜粋):
近位端、遠位端及びこれらの間を貫通する中空孔を有する電気的に導通する針カニューレと、近位端、遠位端及びこれらの間を通る開いた通路を有する非導電性管であって、前記非導電性管の前記遠位端が前記針カニューレの前記遠位端に近接するように前記針カニューレの上に取り付けられている非導電性管と、前記非導電性管上に遠位端を有する導電性層と、を備え、これにより、前記針カニューレと前記導電性層とはそれぞれ前記非導電性管により相互に同軸状に離間された第1及び第2の導体を画成し、電気定位装置を操作するため前記針カニューレに固定的に装着され且つ包囲体を備えるグリップと、前記包囲体内に設けられ、前記第1の導体及び前記第2の導体と電気的に通信する電気的刺激発生器回路であって、前記電気的刺激発生器は予め選択された電荷を前記導体に印加することができ、そのため前記針が患者の組織に位置決めされるとき前記電荷は患者の組織を通って前記導電性層の前記遠位端と前記針カニューレの前記遠位端との間に予め選択された電流を誘発するのに十分であり、前記電流は端収縮反応を患者に誘発するのに十分である、電気的刺激発生器回路とを更に備える内蔵型電気定位装置。
IPC (2件):
A61M 19/00 ,  A61N 1/36
FI (2件):
A61M 19/00 ,  A61N 1/36

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