特許
J-GLOBAL ID:200903072528157986

深絞り缶及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-409582
公開番号(公開出願番号):特開平6-218465
出願日: 1990年12月28日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】本発明は有機被覆鋼板を深絞り加工して得られるシームレス缶に関するものであり、シームレス缶としての加工性が良く、しかも酸性飲料やスポーツ飲料等の厳しい酸腐食性内容物に対して十分な耐食性を有する深絞り缶を提供することにある。【構成】本発明は鋼板面に錫含有金属を被覆率20乃至80%の範囲で被覆し、更に金属クロム及びクロム水和酸化物の被覆をして、有機樹脂被覆層を鋼板に形成し、この缶素材を深絞り缶とするものであり、被覆率は下記式で表される。被覆率:PSn=100{1-(VFe/VFeo )}(VFeは被覆鋼板面をエッチング処理していったときのFeの露出面と被覆錫含有金属の露出面とがほぼ定状になったときの値であり、VFeo は被覆なし鋼板のFeの露出面の値である。)
請求項(抜粋):
鋼板上に錫含有金属を被覆し、該被覆率が下式で定義される被覆率:PSn20〜80%の範囲であり、被覆率:PSn=100{1-(VFe/VFeo )}(VFeは被覆鋼板面をエッチング処理していったときのFeの露出面と被覆錫含有金属の露出面とがほぼ定状になったときの値であり、VFeo は被覆なし鋼板のFeの露出面の値である。)該錫含有金属被覆鋼板全面に金属クロム及びクロム水和酸化物を更に被覆した後に有機樹脂被覆をして成る缶素材を深絞り加工して得ることを特徴とする耐食性に優れた深絞り缶。
IPC (4件):
B21D 51/26 ,  B21D 22/20 ,  C23C 28/00 ,  C25D 5/26
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-258822
  • 特開昭61-232148
  • 特開昭59-100285

前のページに戻る