特許
J-GLOBAL ID:200903072535886284

球面軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三觜 晃司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-144521
公開番号(公開出願番号):特開平8-338422
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 ガタが無く摩擦係数が小さく、しかも許容傾斜角を比較的大きくとることのできる、転がり軸受構造の、球面軸受を提供する。【構成】 ロッド11の外形を球状に形成した先端部11aを、保持器12に多数の鋼球13を介して支持すると共に、前記保持器12を第1の外周部材14aと第2の外周部材14bとによって挟持して締め付けねじ15によって、一体的に固定する構造とする。かかる球面軸受10において、先端部11a>(首部11b)×2となるように設定し、先端部11aの半径R、鋼球13の半径rを、角度G=3E+2Er/Rとなるように設定する。【効果】 ロッド先端と外周部材とはころがり接触になるので、円滑な旋回運動が得られ、許容傾斜角を現行の滑り軸受に比較して大きくすることができる。
請求項(抜粋):
ロッドを所定角度の範囲内で旋回自在に保持する球面軸受において、前記ロッドは、外形を球状に形成した先端部を有し、この先端部を保持器に、多数の転動体を介して包囲支持すると共に、前記保持器を装置本体に取付け可能な外周部材に支持する構成とし、前記保持器に、多数の転動体を転動自在に保持する通孔を配設し、前記転動体を保持する通孔は、保持器の内周面側に転動体の外径に比較して若干大きく開口する一方、保持器の外周面側に、転動体の外径に比較して小さく開口し、転動体を通孔に配置した際、転動体が内周面、外周面双方に突出するようにし、前記保持器の外周面側の通孔の内側に、転動体と転動自在に当接する斜面部を有し、前記保持器のロッドの先端球状部中心に対する開き角を、外周部材のロッドの先端球状部中心に対する開き角の略二倍に設定することを特徴とする球面軸受。
IPC (2件):
F16C 11/06 ,  F16C 19/32
FI (2件):
F16C 11/06 R ,  F16C 19/32

前のページに戻る