特許
J-GLOBAL ID:200903072537336214

音声符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-352199
公開番号(公開出願番号):特開平9-185396
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】雑音環境下においても音声信号を良好に符号化して高音質の音声信号を得ることができる音声符号化装置を提供する。【解決手段】あらかじめ定められたフレーム間隔に分割されたフレーム単位の入力信号が音声信号か非音声信号かを判別する音声判別器11と、過去の音源信号に遅延を与えて作成した信号をあらかじめ複数記憶している適応コードブック1と、サブフレーム間隔の雑音信号波形を複数記憶している確率コードブック4と、入力信号のピッチ周期性を分析するピッチ周期性分析器10と、音声判別器11の判別結果およびピッチ周期性分析器10の分析結果に応じて、確率コードブック4と適応コードブック1の両方もしくは一方のゲインの値を増減させるゲイン調整器15とを具備する。
請求項(抜粋):
あらかじめ定められたフレーム間隔に分割されたフレーム単位の入力信号が音声信号か非音声信号かを判別する音声判別手段と、上記入力信号を分析し、そのスペクトルパラメータを出力する線形予測分析手段と、上記入力信号のフレーム間隔をさらに所定のサブフレーム間隔に分割するサブフレーム分割手段と、過去の音源信号に遅延を与えて作成した信号をあらかじめ複数記憶している適応コードブックと、上記サブフレーム間隔の雑音信号波形を複数記憶している確率コードブックと、上記確率コードブックと上記適応コードブックの両方もしくは一方から出力される信号に基づき駆動音源信号を生成する駆動音源信号生成手段と、上記スペクトルパラメータをもとに、上記確率コードブックと上記適応コードブックから出力される信号を駆動音源信号として音声を合成する合成フィルタと、入力信号に対する合成信号の歪みを最小とする適応コードブックの遅延、確率コードブックのインデックス、およびそれぞれのゲインに対応する符号を出力する誤差最小化手段と、入力信号のピッチ周期性を分析するピッチ周期性分析手段と、上記音声判別手段の判別結果および上記ピッチ周期性分析手段の分析結果に応じて、上記確率コードブックと上記適応コードブックの両方もしくは一方のゲインを増減させるゲイン調整手段と、を具備したことを特徴とする音声符号化装置。
IPC (4件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/00 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30
FI (4件):
G10L 9/14 G ,  G10L 9/00 D ,  G10L 9/18 E ,  H03M 7/30 B

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