特許
J-GLOBAL ID:200903072537642390

スクロール部材の加工方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-112412
公開番号(公開出願番号):特開平5-123916
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 封止特性を強化した一組の適合スクロール部材を製作するスクロール部材の加工方法および装置を提供する。【構成】 一対のスクロール部材(43,50)が噛み合い動作し、一方のスクロール部材が他方のスクロール部材に対して旋回した時に、径方向内側に移動する接触封止線に沿って封止する所定のインボリュートラップ形状をそれぞれ有する一対のスクロール部材を加工する場合、それぞれの所定インボリュートラップ形状を同時加工して、そこからのランダムな偏差を補完することによってスクロール部材間の封止を強化させる。
請求項(抜粋):
一対のスクロール部材(43,50)が噛み合い動作し、一方のスクロール部材が他方のスクロール部材に対して旋回した時に、径方向内側に移動する接触封止線に沿って封止する所定のインボリュートラップ形状をそれぞれ有する一対のスクロール部材を加工する場合、それぞれの所定インボリュートラップ形状からのランダムな偏差を補足することによってスクロール部材間の封止を強化させる加工方法において、前記一対のスクロールのラップ面(47、54)を、上記各ラップ面と対面するそれぞれ一対の切削工具に係合させ、前記一対のスクロール部材(43、50)と一対の切削工具(86、186)とを相対的に動作して前記一対のスクロール部材の各々に前記所定のインボリュートラップ形状を同時に切削し、そして、前記相対動作を通して、前記一対の切削工具が、上記スクロール部材が噛み合い動作した時に前記径方向内側に移動する接触封止線を形成するところの、前記一対のスクロール部材のラップ面のそれぞれの部分に対して、同時に係合し、これによって、それぞれの所定インボリュートラップ形状からのランダムな偏差が補足されることを特徴とするスクロール部材の加工方法。
IPC (3件):
B23C 3/00 ,  B23C 3/32 ,  F04C 18/02 311

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