特許
J-GLOBAL ID:200903072538743441

負荷分散並列処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田澤 博昭 ,  加藤 公延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-018949
公開番号(公開出願番号):特開2004-235732
出願日: 2003年01月28日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】並立化されたパケット処理部に対して、より高い精度で負荷の平準化を可能にする。【解決手段】各フレーム処理部の識別子、その受信キュー内の保留パケット数および算出された受信予測されるパケット識別子数をパケット処理状況情報とし、フレーム転送先判定部は、過去のフレームの識別子と転送先の識別子をフレーム転送履歴とし、またフレーム処理部毎の受信パケットのキューへの保留数の受信キュー保留数閾値を設け、既に転送履歴の有るフレームは同じフレーム処理部を転送先に決定し、転送履歴のないフレームは受信キュー保留数閾値、パケット処理状況情報を用いて受信が予測されるパケット識別子数が最も少ないフレーム処理部を転送先に決定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の異なる通信情報のパケットを多重化した多重化フレームを受信してフレーム毎に転送先を判定するフレーム転送先判定部と、並列に配置され前記フレーム転送先判定部から転送されたフレームからパケットを分離して処理する複数のフレーム処理部と、各フレーム処理部のパケットの処理状況を入手して管理するパケット処理状況管理部とを備え、 前記パケット処理状況管理部は、各フレーム処理部で処理されたパケットの識別子、パケット組立位置情報および受信キュー内の保留パケット数の情報を得て前記パケット組立位置情報からフレーム処理部で処理したパケットのうち受信予測されるパケット識別子数を算出し、フレーム処理部の識別子、その受信キュー内の保留パケット数および算出された受信予測されるパケット識別子数をパケット処理状況情報として格納するようにし、 前記フレーム転送先判定部は、過去に処理したフレームの識別子と転送先のフレーム処理部の識別子をフレーム転送履歴として格納し、フレーム処理部毎の受信パケットのキューへの保留数の上限と下限の閾値を受信キュー保留数閾値として予め格納しておき、受信したフレームの識別子を基に前記フレーム転送履歴を参照し、既に転送履歴の有るフレームについては履歴と同じフレーム処理部を転送先に決定し、また、転送履歴のない新規フレームについては前記受信キュー保留数閾値および前記パケット処理状況情報を用いて受信キュー内の保留パケット数が下限閾値未満または上限閾値未満のフレーム処理部のうち受信が予測されるパケット識別子数が最も少ないフレーム処理部を転送先に決定するようにした負荷分散並列処理装置。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (1件):
H04L12/56 200Z
Fターム (7件):
5K030GA13 ,  5K030HA08 ,  5K030JA05 ,  5K030KX12 ,  5K030LC01 ,  5K030MA13 ,  5K030MB15
引用特許:
出願人引用 (1件)

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