特許
J-GLOBAL ID:200903072551703548

マルチキャリア信号伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-013506
公開番号(公開出願番号):特開平11-205205
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 TDMA-TDD通信を用いるマルチキャリア信号伝送装置において、伝送速度が高速な場合でも基地局側における送信ダイバーシチ技術の適用を可能とし、端末側における装置負担を増大することなく、大幅に符号誤り率特性を改善する。【解決手段】 符号化された送信信号はパラレル信号に変換され、各パラレル信号にはサブキャリアが割り当てられ、マルチキャリア信号生成手段(20)のひとつに割り振られる。各マルチキャリア信号生成手段の出力はアップコンバート(30)され、対応するアンテナから発射される。送信側におけるサブキャリアとマルチキャリア信号生成手段との割り振りは、受信信号のサブキャリア周波数毎の最良受信状態アンテナの情報にもとづいて行われる。
請求項(抜粋):
マルチキャリア変調方式を用いたマルチキャリア信号伝送装置において、複数のアンテナを有し、複数のアンテナにて受信された受信信号を、各アンテナ系列毎に後の信号処理に適した低周波信号に変換して出力するダウンコンバージョン手段と、前記ダウンコンバージョン手段より出力されるマルチキャリア信号を、各アンテナ系列毎にサブキャリア信号に分離し出力するサブキャリア信号分離手段と、各アンテナ系列で前記サブキャリア信号分離手段により出力される、各サブキャリア信号の信号品質を測定し、その測定結果を用いて、サブキャリア周波数毎に最良な受信状態のアンテナを指定する、各サブキャリア周波数毎最良受信状態アンテナ指定手段と、前記サブキャリア周波数毎最良受信状態アンテナ指定手段において得られた、サブキャリア周波数毎の最良受信状態アンテナ情報を基に、送信すべき情報ビットを各アンテナ系列の該当するサブキャリアに割り振る、各アンテナ系列送信ビット割り振り手段と、各アンテナ系列において、前記各アンテナ系列送信ビット割り振り手段により、各アンテナ系列の使用すべきサブキャリアに割り振られたビット系列を入力とし、該当するサブキャリアのみを選択的に用いてマルチキャリア信号とし出力する、サブキャリア選択型マルチキャリア信号生成手段と、各アンテナ系列において、前記サブキャリア選択型マルチキャリア信号生成手段の出力信号をアンテナ送信周波数へ変換するアップコンバージョン手段とを、備えたことを特徴とするマルチキャリア信号伝送装置。
IPC (3件):
H04B 7/02 ,  H04J 3/00 ,  H04J 11/00
FI (3件):
H04B 7/02 C ,  H04J 3/00 H ,  H04J 11/00 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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