特許
J-GLOBAL ID:200903072557731993

建物の嵩上、沈下修正工事における耐震打上工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-312666
公開番号(公開出願番号):特開2001-132004
出願日: 1999年11月02日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 ジャッキアップ量の大きな嵩上、沈下修正工事の準備作業時より、建物基礎の要所に必要数の耐震打上装置を設置しておき、万が一相当規模の地震が発生した場合でも、居住者または作業者の生命および建物の安全を守ることができると共に、従来工法のコストと同程度の範囲で実施できる建物の嵩上、沈下修正工事における耐震打上工法を提供する。【解決手段】 建物基礎1の下部を所定深度まで掘削してその掘削底面にベースマット2を構築し、建物基礎1の下面に固定したインナーパイプ6とベースマット2に固定したアウターパイプ7を嵌合させ、その内部に打上用のメインジャッキ14を組み込むと共に、アウターパイプ7の外部に打上用のサポートジャッキ15を配置し、両ジャッキ14、15を交互に作動させて建物基礎1をジャッキアップして行くとき、アウターパイプ7を順次継ぎ足すことによりインナーパイプ6との嵌合状態を維持する。
請求項(抜粋):
建物基礎の下部を所定深度まで掘削してその掘削底面に礎盤を構築し、建物基礎の下面に固定した内側鋼管と礎盤に固定した外側鋼管を嵌合させ、この嵌合した鋼管の内部に打上用のメインジャッキを組み込むと共に、鋼管の外部に打上用のサポートジャッキを配置し、両ジャッキを交互に作動させて建物基礎をジャッキアップして行くとき、外側鋼管を順次継ぎ足すことにより内側鋼管との嵌合状態を維持し、所定高さの打上後に外側鋼管に設けた窓孔からメインジャッキを撤去し、該窓孔の閉鎖後に上記鋼管内を充填材で埋めることを特徴とする建物の嵩上、沈下修正工事における耐震打上工法。
IPC (2件):
E02D 35/00 ,  E04G 23/06
FI (2件):
E02D 35/00 ,  E04G 23/06 B
Fターム (1件):
2E176CC05

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