特許
J-GLOBAL ID:200903072557846596

インジェクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 久喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-095409
公開番号(公開出願番号):特開平11-271292
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 シリンダー内に遊走栓を配することで二種の液体を順次送出するタイプのインジェクターでは、遊走栓が末端まで移動した時のデッドスペースを小さくするため対向面の形状を揃えると、遊走栓が固定栓孔を塞ぎ、液流路が遮断されることがあった。【解決手段】 固定栓に刻設された貫通孔の周囲又は遊走栓の固定栓側の面に、固定栓の貫通孔を遊走栓が閉塞させることを阻止してシリンダーの内外空間の連通する凸部を形成する。
請求項(抜粋):
液流路内に配置されるシリンダーと、該シリンダー内に格納される固定栓及び遊走栓とにより構成され、該固定栓は液流路の下流端に位置しており、また該遊走栓は、該シリンダー内に密着を保って摺動することで該シリンダー内の空間を分画し、該シリンダー内壁面の該固定栓取設箇所に隣接する位置に設けられたリング状凹部に嵌まり込んだ状態では上下の内部空間を連通させ蒸留側内部空間にある液を該固定栓側に移動させる、というインジェクターであり、該固定栓の内面形状と該遊走栓の該固定栓側の面形状とはほぼ同一であり、且つ、該固定栓に刻設された貫通孔の周囲又は該遊走栓の該固定栓側面には、該固定栓の貫通孔を該遊走栓が閉塞させることを阻止して該シリンダーの内外空間の連通を確保する凸部が形成されているものであることを特徴とするインジェクター。
IPC (3件):
G01N 30/16 ,  B01D 15/08 ,  G01N 1/00 101
FI (3件):
G01N 30/16 L ,  B01D 15/08 ,  G01N 1/00 101 K
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-307356
  • 特開昭62-055558

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