特許
J-GLOBAL ID:200903072575551501

音響再生装置の位相補償システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-263450
公開番号(公開出願番号):特開平11-103495
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】スピーカからの音響出力の波形再現性を改善する。【解決手段】複数周波数成分を含むパイロット信号(イ)を発生するオーディオ信号源10と;このパイロット信号(イ)を遅延/遅相させてオーディオ信号(ロ)を電力増幅器14に供給する位相特性補正装置12Aと;このオーディオ信号(ロ)に対応して電力増幅器14からスピーカ18に供給されるドライブ信号(ハ)の電圧/電流波形を検出するプローブ16と;このドライブ信号(ハ)に対応してスピーカ18から発生される音響出力(ニ)を電気信号に変換するマイク20を備える。位相特性補正装置12Aにおいて、パイロット信号(イ)、ドライブ信号(ハ)および音響出力(ニ)の波形を比較し、音響出力(ニ)の波形がパイロット信号(イ)の波形に近似するように、オーディオ信号(ロ)に含まれる1以上の周波数成分の位相/遅延量を変更する。
請求項(抜粋):
所定のスピーカシステムおよびこのスピーカシステムを駆動する所定の電力増幅器を含む音響再生装置において、1以上の周波数成分を含むパイロット信号を発生するオーディオ信号源と;前記オーディオ信号源からのパイロット信号を遅延させまたはその位相を変化させて、遅延または位相変化されたオーディオ信号を前記電力増幅器に供給する位相特性補正手段と;前記オーディオ信号に対応して前記電力増幅器から前記スピーカシステムに供給されるスピーカドライブ信号の内容を検出する電圧/電流検出手段と;前記スピーカドライブ信号に対応して前記スピーカシステムから発生される音響出力を電気信号に変換する音響/電気変換手段とを備え、前記位相特性補正手段において、前記パイロット信号、前記スピーカドライブ信号および前記音響出力のうち少なくとも2つの波形を比較し、前記音響出力の波形が前記パイロット信号の波形に近似するように、前記オーディオ信号に含まれる1以上の周波数成分の位相および/または遅延量を変更するように構成したことを特徴とする音響再生装置の位相補償システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 音場補正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-357798   出願人:クラリオン株式会社

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