特許
J-GLOBAL ID:200903072591047872

同期電動機のロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-011991
公開番号(公開出願番号):特開平5-207690
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 高速回転時の磁石及びヨークの撓みを防止し、高い剛性及び組立精度を有する安価な同期電動機のロータを提供する。【構成】 このロータは、回転軸10と、回転軸10の周囲に放射状に配置された複数の磁石12と、隣接する磁石12間に配設された複数のヨーク14とを備える。回転軸10の外周面と磁石12及びヨーク14の内周面との間には、磁路の形成を防止する空隙部16が形成される。空隙部16には、空隙部16の半径方向距離とほぼ等しい厚さを有した非磁性材料からなる円筒部材18が挿設される。ヨーク14の側面の外周部近傍には外フック20が周方向へ突設される。円筒部材18の外周面とヨーク14の外フック20とによって、磁石12が半径方向へ位置決めされる。円筒部材18と磁石12及びヨーク14との間には、樹脂36が含浸され、これにより磁石12及びヨーク14が半径方向及び周方向へ確実に固定される。
請求項(抜粋):
回転軸と、該回転軸の周囲に放射状に配置された複数の永久磁石と、隣接する該永久磁石間に配設されてそれぞれがロータの磁極を形成する複数のヨーク部材とを備え、該回転軸の外周面と該永久磁石及び該ヨーク部材の内周面との間に、磁束を遮断するための略円筒状の空隙部を形成した同期電動機のロータにおいて、前記空隙部の半径方向距離と実質的に等しい厚さを有し、かつ前記回転軸を囲繞して前記空隙部内に挿設された非磁性材料からなる円筒部材と、該円筒部材と少なくとも前記ヨーク部材との間に設けられ、それらを相互に固定する固定手段と、前記ヨーク部材と前記永久磁石との間に設けられ、該永久磁石の半径方向外方への相対的変位を防止する掛止手段、とを具備し、前記円筒部材の外周面に前記永久磁石及び前記ヨーク部材の内周面を当接させ固定したことを特徴とする同期電動機のロータ。
IPC (2件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 1/27
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-182617
  • 特開平1-182617

前のページに戻る